1956 Les Paul Standard Gold Top Reissue Antique Gold Lightly Aged Left Hand / 2018

より再現度の高いヴィンテージレプリカを目指したTrue Historicの登場と共に一時廃盤となったHistoric Collectionですが、2018年には"True"スペックを引継ぎ復活。こちらは2018年製、ニカワによるネックジョイント・指板・ボディトップの接着、True Historicパーツといった最新の仕様を採用したR6。ハムバッカー登場直前のP-90＋TOMブリッジ搭載期の1956年モデル。流通数の限られるエイジド、レフティのスペックです。当時のラインナップにおいて、エイジドモデルはカタログスペックに存在せず、ディーラーオーダーやリミテッドとしてのみ流通がされておりました。本器には現在は添付が終了した"ハンドピック証明"が付属しており、4kg以下とR9並みのウェイトから、国内ディーラーにてボディバック材の現地選定がされオーダーがされたものと判断ができます。90年代からスタートしているヒストリックリイシューのゴールドトップは、50年代同様のブラスパウダーによる塗装を復刻していますが、微妙な色味は年式に応じ少しずつ変化をしています。本器は長く採用され多くの人の印象に深い"Antique Gold"。翌2019年以降の現行モデルでは、より深く、緑がかった調色の"Double Gold"が採用されており、ヴィンテージゴールドトップへの意識、経年を経たゴールドへのリスペクトの含みをより持つそれに対し、もう少し黄色味を残した明るい調色で、純粋なゴールドトップへの憧れを感じさせるのが本器のAntique Goldと言えるかもしれません。ピックアップにはアルニコ・を擁したCustom P-90をマウント。P-90から成るサウンドは、粘りを帯びた強烈なミドルレンジが魅力で、芯の太い存在感に、スピード感のある抜けの良さは56年仕様ならではのグッドサウンド。こちらエイジドモデルの為、新品時より塗装チェッキングや細かな傷等の表現がなされておりますが、ボディトップの塗装面の様子やボディバックの打痕など、多少の使用感、経年が見受けられます。しかしいずれも雰囲気を損ねるものはなく、むしろ経年によるリアルなエイジング表現の追加に感じられる程度で、演奏性を損ねるものもございません。フレットも9割程残量があり、ネックの調整を含め各所良いコンディションで、気持ちよく演奏していただける一本。また通常Gibson製品のレフティにおいて、コントロールサーキットは右利き用のサーキットがそのまま流用されてしまいます。よって不親切なことにボリューム操作等、直感的な動きとは逆に操作することとなるのですが、本器においてはCカーブのポットで左利き用に組みなおしがされており、また伴って反転してしまうノブの数字もレフティ用配置のものに交換がされております。オリジナルハードケース、ハンドピック証明と新品時付属のタグ類が付属。認定書が欠品。 Condition:EX++ Top:2pc Maple Back:1pc Mahogany Neck:Mahogany Fingerboard:Rosewood Fingerboard Inlay:Dish Bridge:ABR-1 Tune-O-Matic Machine Head:Kluson Single Line Pick up:Custom P-90 Nut width:42.85mm Scale:628.65mm Control:2Vol,2Tone,PU Selector Weight:3.94kg Case:Original Hard Case