D-5 1968 German Spruce/Jacaranda / 2024

四国/愛媛はエム・シオザキ弦楽器工房の塩崎雅亮氏。日本におけるビンテージギター研究家・製作家の先駆け的存在とも呼べる巨匠ながら、今なおその研究熱心な姿勢に陰りを見せない進化する国内有数・ベテランルシアー。これまであらゆる年代の特徴を忠実に再現したMartin Guitarレプリカの製作や、自身の解釈や発展を大きく取り入れたオリジナルモデルの製作など多岐にわたえる作品を産み出しています。本器は、1968年製スタイル45にフォーカスした"D-5 1968 German Spruce/Jacaranda“。特徴的な構造はもちろん、使用マテリアルやネック形状や外観に至る細部までこだわり抜かれた1本。色白で美しい面持ちで杢目がゆらめく極上ジャーマンスプルーストップ、しっかりと柾目を配した黒々とした極上ハカランダサイド＆バック、ワンピースマホガニーネック、エボニー指板&ブリッジ、グローバーミルクボトルゴールドペグ(オールドストックパーツ)、ヘキサゴン指板インレイ(オリジナルオールドシェル)、アバロンロゼッタ&トリム、メイプルスモールブリッジプレート、モザイクバックストリップ、ハカランダヘッドプレート / アバロントーチインレイ、アンダーフィニッシュのブラックピックガード、スクエアロッド、ノンスキャロップドXブレイシング。楽器の顔付きを決める指板のヘキサゴンインレイには73年製のオリジナルオールドシェルを使用した、限定的にしか製作し得ないリアルパーツを取り入れた究極の1本。角が丸く厚みのあるヘッドや、ボックスエンドグラフト、オールドストックの70sミルクボトルグローバ、塗装下の塗り込みピックガードなど、当時のスペックへのこだわりが随所に見られます。楽器全体が振動し放たれる広いレンジ感のサウンド。ノンスキャロップは鳴らないと言うのは間違いだと確信させてくれる音量とトーン。コシとパンチがあり、力強くもゴージャスな68サウンド。倍音構成も見事に再現された至高の逸品に仕上げられています。とてもキレイに大切に使用されている本器。大きく目立つ傷はおろか、使用感さえ伺いにくい極上コンディション。ネックまわりもパーフェクト、しっかりとサドルマージンを残し弾きやすいアクションです。 現代の巨匠が作り上げた究極のレプリカモデル。芯のあるロングサスティンと、装飾類をまとった上位機種ならではのきらびやかさも持ち合わせ、この上ないスペックと高い当時再現度を誇る至高の1本。是非お手元でご体感ください。オリジナルハードケース付属 Condition:EX+++ Top:Solid German Spruce Side:Solid Jacaranda Back:Solid Jacaranda Neck:Mahogany Head Top:Jacaranda with Abalone Torch Inlay Fingerboard:Ebony Bridge:Ebony Machine Head:Grover Milk Bottle Gold (70s Old Stock Parts) Fingerboard Inlay:73’s Original Old Abalone/Hexagon Rosette:Abalone Binding:Abalone Trim/White binding Pick Guard:Black Pick up:none Nut width:43mm Scale:645.2mm Case:Original Hard Case