LL-53D Custom Jacaranda / 1985

ヤマハを代表するギターとして、数多くの一流アーティストをはじめ、多くのギターファンに愛されてきたLシリーズ。“FG”シリーズの上位機種として1974年にL-31を発表して以来、時代のミュージックシーンを彩り、数多くのアーティ ストやギターファンに愛され、日本の音楽シーンを支えて参りました。"L=Luxury(豪華)"を冠にした本シリーズは、伝統を継承しながらも現代のニーズを反映させ、細部にわたり改良を施されたシリーズです。本器は、1985年よりラインナップされたハカランダモデル"LL-53D Custom Jacaranda”。1985年にラインナップ刷新で設計変更され、新しいサウンドメイクを加えられた四天からの系譜を受け継ぐテリー中本サインのヤマハジャンボモデル。1985年製USED品。よく日焼けして貫禄を魅せる最高級エゾ松トップ、しっかりと柾目で配された最高級ハカランダサイド&バック。バックは3ピース構造です。マホガニーネック、エボニー指板&ブリッジ、アバロンヘッドインレイ、アバロン指板インレイ、アバロンボディトリム、アバロンロゼッタ、メイプルバインディング、ブラックピックガード、TM-57Gゴールドペグ。75年の四天王発売からラインナップされる”53”。この年よりサウンドメイクが一新され、それまでの無骨で荒々しいサウンドから、パワフルかつクリアなサウンドへと変貌を遂げました。メインのXブレイシングと3本トーンバーの一部にスキャロップ加工がされるようになり、ふくよかで奥深くよく響く低域とヤマ"L”ならではのサスティンの効いた高音が同居されるようになりました。本器もしっかりと弾き込まれており、淀みない大きな音量を轟かせながら、爽やかでフォーキーな輝きを放っています。歴戦の経歴を伺わす貫禄めいた表情の本器。過去に塗装修正がされていますが、その後の経年もたっており全体にびっしりとウェザーチェックをまとっています。ボディトップセンターシーム補修やピッキングウェアなど、使用に伴う傷や補修こそ見られますが、しっかりと手入れされており俄然元気なコンディション。ネックまわりも良好で、弾きやすいアクションをサドルマージンをしっかりと残し保っています。ボディコンタクトピエゾピックアップ搭載。弾き語りにも持ってこいなヤマハ”L”を受け継ぐ80’sモデルの”53”。まだまだ現役の即戦力ギターです。お見逃しなく。その他修理履歴などの詳細はお気軽にお問い合わせください。オリジナルハードケース付属 Condition:EX+ Top:Solid Ezo Spruce Side:Solid Jacaranda Back:Solid Jacaranda/3pcs Neck:Mahogany Fingerboard:Ebony Bridge:Ebony Fingerboard Inlay:Abalone Rosette:Abalone Machine Heads:TM-57G / Gold Pick Guard:Black Colore Pick up:Contact Piezo/Passive Nut width:43mm Scale:651mm Case:Original Hard Case