LL-12-55D Jacaranda / 1987

ヤマハを代表するギターとして、数多くの一流アーティストをはじめ、多くのギターファンに愛されてきたLシリーズ。“FG”シリーズの上位機種として1974年にL-31を発表して以来、時代のミュージックシーンを彩り、数多くのアーティ ストやギターファンに愛され、日本の音楽シーンを支えて参りました。"L=Luxury(豪華)"を冠にした本シリーズは、伝統を継承しながらも現代のニーズを反映させ、細部にわたり改良を施されたシリーズです。本器は、1987年よりラインナップされたハカランダ12弦モデル"LL-12-55D Jacaranda"。テリー中本デザインの当時Lシリーズ12弦モデルのフラッグシップモデル。1987年製極上USED品。日焼けも少なく美しい色味を保ったエゾ松トップ、黒々としてお手本のような杢目で柾目部をセンターに配したハカランダサイド&バック。バックは3ピース構造です。マホガニーネック、エボニー指板&ブリッジ、白蝶貝&アバロンヘッドインレイ、白蝶貝&アバロン指板インレイ、アバロンヘッド&ボディトリム、アバロンロゼッタ、メイプルバインディング、ブラックピックガード、TMW-36Gゴールドペグ。数多くのラインナップを誇るヤマハアコースティックギターですが、ハカランダ12弦モデルは数が少なく、Lシリーズのそれは流通も稀なモデル。この頃のトップブレイシングは背丈の低めな少しスキャロップ加工がされたブレイシング構造が採用されていて、12弦の響きプラス、レンジの広いしっかりした大音量で奏でられる1本。米国製などの他社12弦モデルとは異なり、主弦のピンアングルが副弦のピンアングルよりも強く、しっかりとした音程感と安定感のある響きを轟かせてくれます。とてもコンディションの良い本器。若干の弾き傷・小傷は否めないですが、大きく汚らしいものはなく、色焼け・褪色も少なく40年弱前のギターとは思えない良コンディション。また、12弦モデルはネックコンディションが負けやすいですが、本器はネックコンディションもとても良く、弾きやすいアクションがサドルマージンをしっかり残した持たれています。美しくきらびやかで、伸びのあるジャパニーズフォークサウンドの響き。流通稀な12弦フラッグシップモデル。グッドコンディションのコレクタブルアイテムです。お見逃しなく。。オリジナルハードケース付属 Condition:EX+++ Top:Solid Ezo Spruce Side:Solid Jacaranda Back:Solid Jacaranda/3pcs Neck:Mahogany Fingerboard:Ebony Bridge:Ebony Fingerboard Inlay:MOP&Abalone Rosette:Abalone Machine Heads:TMW-36G / Gold Pick Guard:Black Colore Pick up:none Nut width:46mm Scale:650mm Case:Original Hard Case