J-50 / 1961

ギブソンフラットトップの顔、ワーキングホース"J-45"。ギブソンを代表する45と対をなす存在のナチュラルトップラウンドショルダーボディのジャンボモデルが本器”J-50"です。"J-45”を追う形で1947年に登場した”J-50”。ナチュラルトップが故に良材を選定し使用され別型番として登場。その後は”J-45”と対をなし共に歴史を歩みます。本器は1961年製の1本。この時期では珍しいオリジナルフィックスドブリッジ仕様。スプルーストップ、マホガニーサイド&バック、マホガニーネック、ハカランダ指板&ブリッジ、シングルライン3連クルーソンペグ、ダブルリングロゼッタ、ノンスキャロップド・Xブレイシング。ヘッド角17度、ナット幅43mmに60年代初期の握りやすい薄めのネックシェイプ。ピックガードは少し後年のポインテッドチックピックガードがキレイに装着されています。ガランと響く泥臭いかき鳴らしたくなるサウンド。ナロウネック期のそれとも異なる、存在感のある響き。コシのあるパンチを残しながら、ドライな響きを魅せてくれます。美しいコンディションが保たれた本器。さすがに細かな傷、サウンドホール縁のピッキングウェアは否めませんが、大きくえぐるような傷や割れなどはなく良好です。ネックまわりも良好で弾きやすいアクションをしっかりと保っています。本来この年はアンダーフィニッシュのシンピックガートですが、数年後から採用されるチックピックガードが装着されています。正確な経緯はわかりかねますが、後から交換したような感じではなく、しっかりと同寸に装着されており嫌な違和感は覚えません。オリジナルビンテージならではの艶やかなナチュラルトップを魅せる”J-50”。本物の質感を、是非お手元でお楽しみください。ハードケース付属 Condition:EX+++ Top:Solid Spruce Side:Mahogany Back:Mahogany Neck:Mahogany Fingerboard:Jacaranda Bridge:Jacaranda Machine Head:Kluson 3-on-plate/Replica Fingerboard Inlay:Dots Rosette:White&Black Binding:White&Black Pick Guard:Tortoise Color Pick up:none Nut width:43mm Scale:628.65mm Case:Hard Case