D-41 Standard NEW FOR 2025

アコースティックギタープレイヤーの永遠の憧れ。マーチンギターの最高級機種"D-45"。1933年から1942年の間に91本が製造されたのち1度その幕を閉じ、1968年に再生産が実現されたモデルです。その翌年1969年にD-28にD-45のような装飾を付けたモデルとして生まれたのが”D-41。本器は2025年にリニューアルがされた最新版です。スプルーストップ、イーストインディアンローズウッドサイド&バック、ジェニュインマホガニー、エボニー指板&ブリッジ、グローバーゴールドオープンバックペグ、バーチカルヘッドロゴ、アバロンヘキサゴン指板インレイ、アバロントリム&ロゼッタ、べっ甲柄ピックガード、モザイクバックストリップ、スキャロップド・フォワードシフテッドXブレイシング。今回6点の仕様変更が加えられ大きなところではモダンデラックスのようなGEブレイス形状、GEネックシェイプへと変化したスタンダードシリーズ。細やかな部分ではナット形状の変化、ボリュート形状の変化、指板端の面取り処理、ネックヒールの形状、ブリッジ形状に変更が加えられています。ナット形状は2017年以前のように底面に角度を付けられたナット形状に、ヘッド裏のダイアモンドボリュートはペグのギア付近からつまみ軸付近まで伸びよりヴィンテージライクなルックスに。指板端の面取り処理はより握り込みやすく手に当たらないような演奏性への配慮、ネックヒールはより滑らかな曲線を描く形状へ変化しこちらもよりヴィンテージライクなルックスにするための一端を担っています。何よりもブレイシングの変更が大きなところでしょう。GEブレイスフォワードシフト＆スキャロップ仕様とモダンデラックスシリーズに近づき、戦前の要素を取り入れたD-41へと進化しました。ルックスとサウンドはよりヴィンテージスタイルに深化、演奏性は幅広の薄平形状のネックでモダンに。黄金期（Golden Era）と現代のミックスといった基本スタイルは以前と変わりませんが、ヴィンテージ要素を強めたのが今回の大きな変更です。ギアの見えるオープンバックペグやエイジングトナー、45より若干小柄なヘキサゴンインレイは以前と変わらず。そしてさりげない変更ですが、ヘッドのバーチカルロゴのデザインが変わり、戦前の40番台で見られるような細くスタイリッシュなロゴへと変更されています。細やかなところですが、印象が大きく変わる点です。これまでのD-41らしい華やかさと芯のあるサウンドは引き継ぎつつ、より空気感を含みドライブ感の強いサウンドへ。太くふくよか、ラウドかつボリューミーな響き、ふわっと広がる倍音感を含んだトーン。GEブレイスとなり、音の押し出し感や輪郭感もクリアになりました。パワフルな低音、クリアで上品な高音、そしてレンジ感の広さ。より纏まりやすくファットなサウンドを響かせてくれる最新版です。古きを訪ね新しきを知る、ゴールデンエラ期の良いところと現代に要求される演奏性を掛け合わせた現代のスタンダード。40番台の新たなカタチを見れる新スタンダード、話題の最新版、待望の入荷です。是非お手元でご体感下さいませ。 Condition:NEW Top:Solid Spruce Side:Solid East Indian Rosewood Back:Solid East Indian Rosewood Neck:Genuine Mahogany Fingerboard:Ebony Bridge:Ebony Fingerboard Inlay:Hexagon(Abalone) Machine Heads:Grover/Gold Rosette:Abalone, White&Black Binding:Abalone, White&Black Pick Guard:Tortoise Color Pick up:none Nut width:44.5mm Scale:645.2mm Case:Original Hard Case