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1995年に発売されて以来、ブースター系オーバードライブの最高峰として世界中で愛し続けられているKLON CENTAURの設計・制作者のビル フィネガンが、惜しくも製作を終了したCENTAURに変わって新しく設計したのがこのKTRです。
シリアルNo.KTR-17232
こちらのは基盤にKLON 2010の記載があるV1期の筐体となります。
15年間製造されたCENTAUR。最後のCENTAURシグネイチャーを日本だけで販売した後、どの点が変更になったのかが特に気になる点かと思いますが、根本的なサウンドはCENTAURと変わらず、音質はやはりストレートフォワードな響きを持ち、強調されたミッドレンジはアルニコスピーカーを連想させます。力強さの中にも甘さがあるブーストから、粘りのあるリッチなリードトーンまで、CENTAURだからこそのサウンド。ピッキングニュアンスの反応性、レンスポンスも非常に良いです。
プレイヤーの心の弦を振動させ感性を刺激する、そんなKLONらしさも変わりません。プレーヤーの感じ方次第ではイメージと違うと思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、一言でCENTAURと言っても、もともと生産時期によって個体差のあるペダルでもあるので、KTRはCENTAURのサウンドと"同じ"と言っても過言ではありません。
コントロールについて3つのノブにラベリングはありませんが、旧CENTAUR同様、左からGain、Treble、Levelの順となっております。
CENTAURに無いサイド(下部)のSWによりトゥルーバイパスとバッファー回路の選択が出来る様になっています。
「Almost Always Better」→バッファON
「Almost Always Worse」→トゥルーバイパス
表記にあるように、制作者曰く(どちらを選択するかはプレーヤーのお好みではありますが)バッファONのサウンドがよりベター、と制作者が主張しています。
バッテリーは細心の注意が必要とも表記されており、アルカリで10時間ぐらい以内がベストなサウンドだとの事です。常にベストなサウンドを生み出す為に、まずは電源から。異常なノイズが発生した場合は真っ先にフレッシュな電池に交換して下さい。アダプターでも使用可能で、以前のCENTAURではセンター+ミニピン端子が採用されていましたが、KTRでは一般的な9Vセンターマイナスが採用されており、現代のニーズで使いやすく改良されています。
こちらは中古品でございます。1点限りの商品ですので予めご了承下さいませ。
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