Afterburner II XXX 5st “Buckeye Burl”

1987年に設立された”Dingwall Guitars（ディングウォール・ギターズ）”は、カナダのサスカトゥーンにある少数精鋭のプロフェッショナルなスタッフ達により「地球上で最も優れた、最も汎用性の高い楽器を作る」という哲学のもと製作を行っています。”Ralph Novax”の”Fanned-Fret System”を取り入れた1990年代中盤から途中アクシデントに見舞われながらも飛躍的な発展を遂げ、2000年代に入り職人と先端技術が融合した製品群を送り出し世界的な知名度を確立、今なお挑戦し続ける姿勢に満ち溢れているブランドです。 当”Afterburner II”モデルは、ボディはウォルナット材、ボディトップにはバックアイバール材、”ABII”モデルでは独自のチェンバー構造を用いており個性的なサウンドホールも特徴的です。ネックはメイプル材5ピース、指板にはウェンジ材が採用されております。ボディカラーは”Trans Yellow”と木材の発色に落ち着きを与えた雰囲気を引き出した仕上がりを見せます。オプションとなるブロックポジションマークはボディトップと同様のバックアイバール材になっており、インレイワークにもプレミアムな印象を与えてくれます。 エレクトロニクスは、オリジナル”FDV”ピックアップを3基マウントした”3X”のパッシブ仕様。4wayのロータリーP.Uセレクトは、ネック、ネック＆ブリッジ、ミドル＆ブリッジ、ブリッジに加えて3ピックアップが各個独立してのシリーズ＆パラレルに切り替えがミニトグルスイッチにより可能ですので、レンジの広いモダンでアクティブなサウンドやハムバッカーサウンド、シングルコイルのPBやJBタイプのサウンドニュアンスも演出が可能です。 5弦モデルでのファンドフレットシステムはG弦で34”、LowB弦で37”となります。硬質で深みあるトーンのウォルナットボディに、メイプル材ネックの粘り強く芯の通った中低音にウェンジ指板がクリアでソリッドな中高域を演出し、チェンバードボディにより程良く響き広がる倍音感、曇りそうなLo-Bでの音にも輪郭と明瞭さがございます。パッシブ仕様とは思えないアクティブピックアップの様に整った音色は緻密に構築された楽器デザインとクオリティが生み出されていると確信出来る伸びやかで鮮やかなトーンを持っております。 外観は若干の擦れ跡こそございますが使用感がほとんど感じられない美品の状態です。ネックコンディションは良好、トラスロッドの可動域もしっかりあり、フレットの減りも見受けられません。電装系の動作にも不具合はございません。 近年、入荷数が著しく減少しているカナダファクトリーメイド、中古での入荷も稀でございますので貴重なこの機会を是非ご利用下さい。 Condition : EX Body : Walnut Body Top : Buckeye Burl Neck : Maple 5pc. Fingerboard : Wenge / 24F Scale : 37-34 inches (940-863.6mm) Machine Heads : Hipshot/Dingwall Bridge : Dingwall Custom Bridge String Spacing at Bridge : 18mm Pick Guard : ---- Pickups : Dingwall FDV Preamp : ---- Controls : Master Volume, 4-Position Quad-Tone Pickup Selector, Master Tone Case : オリジナルギグケース