1963 Precision Bass Journeyman Relic Aged Daphne Blue

Fender Custom Shop 1963 Precision Bass Journeyman Relic Aged Daphne Blueの入荷です。 フォーカスされる事の少なかった1963プレシジョンベース。満を持して2022 Collection Seriesにて登場です。アルダーボディ、メイプルネック/ローズ指板(ラウンド貼り)。HW 62 P-BASSピックアップを搭載。総重量約4.1kgと標準程度のウェイトをキープした個体。 1960P-BASSがスラブ貼りを代表するモデルとするのであれば、1963P-BASSはどうでしょうか。指板は厳密には1962年中期頃からスラブ貼りからラウンド貼りへ移行致しますが、ラウンド貼りに統一されるのが1963年からとすれば、1963P-BASSはラウンド貼りを代表するモデルと言っても間違ってはいないかと思います。ラウンド貼りは、メイプルとローズを貼り合わせる事で生じる反りの性質を改善する事を目的としております。結果的にはネック狂いは改善出来たと思いますが、サウンド面において多大な影響を与えたと言っても過言ではございません。 スラブ貼りはローズの特性とも言えるウォームなトーンキャラクターが印象的です。ラウンド貼りはローズの特性が薄く、メイプルの特徴が色濃くサウンドに現れており、スラブ貼りの個体よりも明瞭感が如実に向上致します。こればかりは好みになりますので良し悪しはありませんので、好きな個体をご選択頂ければと思います。 こちらの個体は綺麗なクォーターソーンに木取りされたネック材をセレクトしており、比較的太い印象のサウンドをタイトに引き締めた太く芯の通ったプレべサウンドをアウトプット致します。ローポジションの発音も良く、ラウンド貼りの特性もしっかりサウンドに加味されております。新品楽器の若いサウンドではありますが、プリCBS期のプレべサウンドにも通じるビンテージライクなサウンドニュアンスを感じさせてくれます。 Condition:NEW Body:Alder Neck:Maple Fingerboard:Rosewood Machine Heads:Original Bridge:Original Pick Guard:Tortis Type Pick up:HW 62 P-BASS Preamp:---- Scale:864mm Case:オリジナルハードケース