CJ-8XE 1982

日本を代表するブランド”YAMAHA”。いち早く国産のオリジナルモデル開発に着手し、様々なモデルを生み出してきました。国内外の名だたるミュージシャンにも愛用される等、長く愛されているブランドです。本器はＬ四天王から分岐した廉価モデル、エレアコ仕様”CJ-8XE”。1982年製USED品。スプルース単板トップ、バーチサイド&バック、ローズウッド指板&ブリッジ、ブラックカラー。L四天王のL-52、モデルチェンジ後はCJ-52の型番で販売されていました。そこから分岐する形で廉価版として生まれたのがCJ-8X。そのピックアップ搭載版がCJ-8XE。カントリージャンボサイズ、白く大きなピックガード、ブラックカラーが特徴。本家とは異なりバーチ材を使用したボディ、それでもぱっと見では近しい雰囲気を与えられたモデルです。その大容積のボディからは迫力のあるサウンドが繰り出され、重い響きを持ちつつも中低域は整理された音色を持ちます。バランスの整ったトーン故に扱いにくさは少なく、後味を引かないさっぱりとしたキレの良さ。特段ストロークでの迫力感を活かしたパワフルな演奏で活躍してくれそうな１本です。ピックアップには当時のヤマハオリジナルのシステムを搭載。アンダーサドルピエゾで音を拾い、ボディサイドのコントローラでVol,bass,Trebleの操作が可能。分離感の良い輪郭のハッキリとしたピエゾサウンドを出力し、音色調整も容易、現代でも充分使えるシステムです。ボディトップ1弦側の肘が当たる箇所に過去板が割れた跡が見られますが、しっかりと接着が施され裏からはパッチも当てられる等入念な作業が施されています。ヘッド表に細やかな塗装浮きが若干見られる点、その他にも全体に細やかな当てキズや擦りキズ、ピックでの弾きキズと年式相応の使用感が見られますが、まだまだ現役で使える個体。ネック周りにはトラブルも見られず、サドルの上面は僅か削った跡は見られますがまだ高さを残しています。当時を思い出しつつ弾くも良し、貫禄のある１本で弾き語るも良し、カッコよさを持った１本です。是非ご検討下さいませ。 汎用ハードケースが付属します。 Condition:EX Top:Solid Spruce Side:Birch Back:Birch Neck:Mahogany Fingerboard:Rosewood Bridge:Rosewood Machine Head:Original Rotomatic/Chrome Fingerboard Inlay:Original Rosette:Black&White Binding:White&Black Pick Guard:White Pick up:YAMAHA Original Nut width:44mm Scale:651mm Case:Hard Case