HF-555’21 A,S-ESV/ATB 2021

独自の工法と方法論で高品質のアコースティックギターを製作している長野県松本市の老舗ブランド"ヘッドウェイ"。多くのアコースティックギターファン、ミュージシャンたちに支持される日本製ギターを代表するブランドのひとつです。本器はOOOタイプの定番モデルHF-415を希少材でアップグレードした特別な型番、”HF-555’21 A,S-ESV/ATB”。2021年製極上USED品。アディロンダックスプルーストップ、マダガスカルローズウッドサイド&バック、キューバンマホガニーワンピースネック、ブラジリアンローズウッド指板&ブリッジ、ゴトー製510ゴールドペグ、アイボロイドバインディング、スキャロップドアドバンスドリアシフト（ARS）Xブレイシング。トラディショナルなスタイルを基本としているヘッドウェイ。現在では500番台というモダンなスタイルのシリーズもありますが、本器はHF-415を希少材にてアップグレードした特別な型番となります。HF-415はトラディショナルなOOOシェイプ、ローズウッドサイドバックのスタイル28に近しい定番モデル。使用している材を見ていくと、これでもかと希少材が使用されており木材マニアであれば涎が出そうなスペック。これだけでも気合の入りようが窺えるでしょう。ネックシェイプは薄めのエクストラスリムVネック。オーセンティックなVシェイプを薄くモダンにモディファイしたグリップ、従来のヘッドウェイナローVネックに比べ1ｍｍ厚みを減らし、よりスリムに。トラディショナルとモダンを両立させた秀逸なグリップです。近年HEADWAYが提唱しているARS（Advenced Rear Shift）の試作品は2016年頃から百瀬氏によって製作されており、2017年にはATB（Asuka Team Build）にも採用されました。長年使用するための強度とサウンドを両立させる為の工夫として、現在ではヘッドウェイの定番となりました。アディロンダックスプルース×マダガスカルローズウッドとカスタム品やヴィンテージライクなモデルに採用されることも多い組み合わせ。太く躍動感のあるサウンドを生み出すアディロンダック、硬質で抜けの良いトーンはマダガスカルローズ特有。強く弾いた際にはダイナミックに、繊細なタッチでは太くメロウに。ヘッドウェイ特有である線のハッキリとしたサウンドはそのままに、より華やかさを与えられモダン要素も併せ持つ1本です。本器は非常に使用感の少ないコンディションをキープされており、ピックガードに極々薄い弾き跡が僅かに見られる程度。製造時に付いたであろうバフ跡も残っており、手が加えられていないことが窺える極上USED品です。ネックコンディションも良好、弦高も弾きやすい高さ、サドル残も多く残されているため調整幅の多い個体です。トラディショナルを得意とするヘッドウェイ、古き良きを押さえた上でモダンを織り交ぜて造られたギター。希少な材をふんだんに使用した珠玉の１本です。是非ご検討下さいませ。 オリジナルハードケースが付属します。 Condition:EX+++ Top:Solid Adirondack Spruce Side:Solid Madagascar Rosewood Back:Solid Madagascar Rosewood Neck:Cuban Mahogany 1P Fingerboard:Brazilian Rosewood Bridge:Brazilian Rosewood Machine Head:GOTOH/SXB510V 06M GG Rosette:Wood Binding:Ivoroid Herringbone Pick Guard:Tortoise Color Pick up:none Nut width:43mm Scale:628mm Case:Original Hard Case