非常に状態の良い、Pro co RAT Large Boxが入荷致しました!
1978年に誕生し、1983年まで生産されていたRAT のラージボックス。その独特のディストーションサウンドは多くのギタリストから愛され、幾度も姿・形を変えながら、今もなおディストーションの定番モデルとしてその人気は耐えることがありません。
ディストーションとジャンル分けされてはいますが、クランチ程度のオーバードライブからディストーション、ファズに近い深い歪まで、コントロール幅が非常に広く、それぞれが"使える"歪であることがとても素晴らしい。また、ギター側のボリュームへの追従もでき、ディストーションでありながら手元でコントロールが可能なこともあり、これ1台であらゆるステージに対応可能。そしてなにより、そのディストーションサウンドが秀逸。
ポットデイトより1982年製、ラージボックスが生産されていた後期の個体と想定されます。
オペアンプはナショナル製 LM308Nが搭載されています。
スイッチ : Mexico製(#8341)
ボディ筐体は初期のものよりツヤ感があり隙間なく形成されています。
コントロールはTONEからFILTERに変更されている時期の個体です。
シリアルNo. RT-017641
このラージボックスが入荷したタイミングで、奇跡的に初期Large Box 1979・Large Box 1982・White face 1984・Black face 1986を同時に弾き比べすることができました。(ご協力いただいたお客様に大変感謝致します!)
初期Large Box 1979は、どちらかというとサラッとした質感で細かな歪、マイルドさも持ち合わせたキャラクターのディストーション、低域がどっしりしている。また、コントロール表記がTONEの時期で、このコントロールの違いにより、今回入荷した1982年製個体とはなり方も異なっているイメージでした。当機Large Box 1982は、FILTERコントロールに変更された時期のもので、1979年製と比べるとより抜けが良くなりバンドサウンドでも存在感のあるガツンと鳴ってくれること間違いなしです。どちらかというとWhite face 1984に近いサウンドで、これもまたかなりかっこいいサウンドでした。RATが世に出て、これほどまでに人気が出た理由が非常によく感じられました。この4台で比較すると、Large Box 1982とWhite face 1984がサウンド的に近く感じましたが、それぞれの個性もやはりあり、どれが良いというよりも、どれがお好みか、繋いだギターにどれが相性がよいかによって選び方は変わってくるのだと思いますが、ご参考になれば嬉しいです。
そして今回の個体は生まれて40年経過しているとはとても綺麗な状態です。なかなか巡り逢えないこの機会をぜひお見逃し無く。
こちらは中古品でございます。1点限りの商品ですので予めご了承下さいませ。
※商品到着より一週間以内の初期不良以外の動作不良、故障は有償修理となりますので予めご了承の程お願い致します。