TS系回路の元祖。MAXON OD-808、1980年製オリジナル個体。
言うまでもなく、TS系サウンドといえば様々なプレイヤーに愛され、今もなお褪せることなく語り継がれるオーバードライブの金字塔的存在ですが、こちらの筐体は1979年に発売された、初号機となるアイバニーズTS808と同様の中身を持つ国内用ブランドとなるマクソン製OD-808です。
シリアルNo.106417、オペアンプにJRC4558D搭載、基盤にはDO-1201Aの記載があり、基盤と裏蓋を遮る絶縁体は茶色のファイバー紙。さらに、筐体前面にハイフン表記のOD-808、Rマークが記載されていることから、キャラメルスイッチ&ラージボックス初年度の1980年製個体となります。
SRVが奏でるサウンドに多く用いられていることからいまもなお愛されるそのマイルドな甘いサウンドは、低域は太すぎることなく、でも厚みがあり、コシのあるトーンに虜になること間違いなし。TONEの効きも絶妙で、バランスの良いサウンド作りができますので、一度足元に置いてしまったら...サウンドの要として手放すことはもうできなくなるでしょう。
筐体には多少のキズがあるものの、40年以上の時間を歩んできたにも関わらず今もキレイな状態でキープされている個体で、動作も問題ございません。

こちらはビンテージエフェクターでございます。1点限りの商品ですので予めご了承下さいませ。
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