非常にオープンなサウンドのオーバードライブ/ディストーション回路で、クリッピングにモスフェットを使用し、クリッピングがグランドではなく回路のボルテージ・リファレンス(vref)に接続されているという点で、一般的なオーバードライブとは全く異なります。 その結果、ソフトにピッキングしても、ハードにピッキングしても、従来の “ダイオード・トゥ・グラウンド “クリッピング・オーバードライブと比較して、よりインタラクティブなサウンドが得られます。
OCDは、演奏しているアンプやギターが本来持っているトーンを保ちながら、タッチ・センシティビティやニュアンスを提供し、複雑な倍音を作り出します。
OCDは、その膨大な出力のため、アンプの前でOverdriveとして使用したり、マスターボリュームのアンプに通して、他のODよりもはるかにハードにドライブさせたりするのに最適なペダルですが、クラスAアンプの複雑な倍音の配列を持つ独自の歪みを作り出すのにも優れています。また、ギターのボリューム・コントロールを下げるだけで、その中間のサウンドにアクセスできるのも大きな魅力です。
■コントロール
Volume:音量を調節します。
Drive:より歪ませたい場合は時計回りに回し、よりク リーンなサウンドを得たい場合や、基本的なトー ンを変えずにアンプの入力をブーストしたい場 合は 10 時方向より下に保ちます。
Tone:反時計回りに回すとハイゲイン・リードサウン ドがよりスムースになり(Drive ノブを 12 時よりも高く設定した状態で)、時計回りに回すと カット感が増し、コンプレッション感が減ります。
HP/LP Switch:
HP(High Peak)...ボトムエンド が増加し、Drive ノブの全レンジで歪みが増加、ボリュームが増え、アッパーミッド(3.5Khz 付近)がわずかに増加し、より「ブリティッシュ」な雰囲気になります。
LP(Low Peak)... ギターとアンプ の原音に極めて忠実なサウンドが得られます。クリーン・ブースティング、クランクさせたブラックフェイスやツイード・スタイルのもの、 ブリティッシュ・タイプのサウンドを求めない場合に最適です。
付属品:箱、保証書