独自の工法と方法論で高品質のアコースティックギターを製作している長野県松本市の老舗ブランド"ヘッドウェイ"。多くのアコースティックギターファン、ミュージシャンたちに支持される日本製ギターを代表するブランドのひとつです。そのラインナップの中でも近年人気を博すのがJapan Tune-up(JT)シリーズ。海外で製造しコストを抑えつつ、最終調整は日本で。演奏性に直結する部分に妥協を許さない、ハイコストパフォーマンスのシリーズ群です。本器はJTシリーズ初のミニギター”HM-5080SE/AM NA”。2020年代製のUESD品です。アフリカンマホガニー単板トップ、サペリサイド＆アーチバック、ナトーネック、ミカルタ指板＆ブリッジ、ロトマチックタイプ ブラスカラーペグ、スキャロップドXブレイシング、Fishman Sonitoneピックアップシステム搭載。ヘッドウェイの拘りである「アリ溝ジョイント」「ネックの後仕込み」、これらは非常に高精度な加工が求められる為以前まで国産である上位機種でのみ採用していました。ですがJTシリーズではこの構造を採用しており、高精度での作業が行える工場で製作が行われています。更にネックヒールにも立って弾けるように「ストラップピン」とアンプに繋げるようにするギター用マイクである「ピックアップ」を標準で内蔵、搭載しています。本器はミニギター、気軽に持ち運び易いメリットがあり体格を問わずに抱えられるというのは他のサイズにはない特徴です。大きなサイズのギターでしか出来ないこともありますが、逆に小さいからこそ出来ることもあります。旅行のお供に、BBQやキャンプの賑やかしに、お子さんが初めて持つ１本に、はたまた路上で演奏するための持ち運びやすい１本として。この機動力の高さは小さいからこそのメリットです。ペグ（糸巻き）はアンティーク調でお洒落かつ可愛らしい雰囲気。スケール（弦長）も579mmと短くなっている為、左手も抑えやすい感覚。小さいボディ故に大きいギターほどの低音は望めませんが、煌びやかな音色で可愛らしい響きを生み出してくれます。チープな感じはなく本格派な雰囲気を感じさせる辺りも扱いやすい点。演奏スタイル、曲のジャンルと大きく選ばずに演奏を楽しめます。ギターを弾くことのハードルを下げて、どこでも弾ける楽しみを体感できる相棒となり得る１本です。Fishman製Sonitoneピックアップを搭載。アンプへの接続が可能で、サウンドホールのすぐ横につまみが２つあるコントローラーが装着されています。それぞれ音量を調整するVol、高音を調整するTone、Toneは上げると元気で明るい響きで下げるとやや甘い丸い音色がします。人前での演奏、録音での使用、配信等幅広く使用できるギター用マイクを搭載したギターです。サウンドホールの１弦側、ピックガードに薄い弾きキズやボディトップ面サウンドホール６弦側の横に薄い弾きキズ、ボディバック面の薄いバックルキズこそ僅か見られるモノのキレイなコンディションをキープされている本器。ネック周りの演奏性も良い状態で保たれており、これから始める方から持ち運びするベテランまでサポートしてくれる１本です。拘りと高精度の加工を武器に人気を誇るヘッドウェイ。ハイコスパのJTシリーズのクオリティも高くこちらも人気の高いシリーズです。運び易いミニギター、扱いやすい１本。是非お手元でお楽しみ下さいませ。
背負って運び易いオリジナルギグケースが付属します。

Condition:EX+++
Top:Solid African Mahogany
Side:Sapele
Back:Sapele
Neck:Nato
Fingerboard:Micarta
Bridge:Micarta
Machine Head:Rotomatic Type Antique Brass
Fingerboard Inlay:Dots
Rosette:Herringborn
Binding:Black&Herringborn
Pick Guard:Black
Pick up:Fishman Sonitone
Nut width:43mm
Scale:579mm
Case:Original GIG Case