日本が世界に誇る楽器メーカー"YAMAHA”。日本におけるアコースティックギター黎明期よりその歩みを共にするヤマハフォークギター"FG"シリーズの上位モデルとして、1974年"L-31”の発表を皮切りにラインナップされた"L"シリーズ。"豪華"を意味する"Luxury"の頭文字を冠し、その名の通りゴージャスなルックスとゴージャスなサウンドは今も変わらず、ヤマハアコースティックギターのフラッグシップに位置し続ける代表シリーズです。本器は1975年に登場したサイド&バックにハカランダを採用、3ピースバックにて作り上げた”L-15”。1977年製、前期スペックの1本。オリジナルウエスタンボディシェイプに高級エゾ松トップ、高級ハカランダ単板サイド&3Pバック、マホガニーネック、エボニー指板&ブリッジ、オリジナルゴールドペグ、オリジナルべっ甲柄ピックガード、3Fから始まるオリジナル指板ポジションインレイ、モザイク柄ロゼッタ&パーフリング、やや縦長のオリジナルトラスロッドカバー、ノンスキャロップブレイシング、テリー中本氏サイン入りラベル。この時期のLシリーズらしい重心の低いところからしっかり鳴りきる低音にプレーン弦の煌びやかなサウンドまで幅広いレンジをもちあわせています。ハカランダらしく音の輪郭整った粒立ちのきれいな響きで抜群に音抜けも良いモデルです。バック面6弦側の1ピースに複数の細かな割れ修正があり、それに伴いその1ピース箇所のみオーバースプレーが施されています。割れ修正跡は確認できますが、オーバースプレーは上手に吹かれており違和感はありません。その他、ヘッドやボディバインディングの経年による割れや焼け跡、サイド面にこの年代に見られる塗装内部の指紋跡や若干の白濁がありますが、外観上のもので、ご使用に支障はありません。ネックの状態もよく標準的で適正な弦高、サドルマージンもあり、今後も安心してお使いいただけます。当時憧れながら手に入れることが出来なかった方も多いヤマハのLシリーズ。先述の修理跡などがある為、大変お買い得なプライスとなっております。古き良き国産ギターの良さを是非ご体感下さい。オリジナルハードケースが付属します。
Condition:EX+
Top:Solid Spruce
Side:Solid Jacaranda
Back:Solid Jacaranda
Neck:Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Machine Head:Original/Gold
Fingerboard Inlay:Original
Rosette:Mozaic
Binding:White
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:none
Nut width:44mm
Scale:651mm
Case:Original Hard Case