オーストラリアを代表する老舗ギターメーカー"MATON(メイトン)"。Matonの歴史は古く、1940年代にはMatonの前身となる”Maton Stringed Instruments and Repairs”を設立。1946年には現在の社名へと変わります。ブランド名には創業者の”Bill May”からMay、音をあらわすToneの2つの言葉を掛け合わせて名づけられています。現在では世界を魅了するスーパーギタリスト"トミー・エマニュエル"を始めその愛弟子”ジョー・ロビンソン”、世界各国のミュージシャンが実践を通じてその高いポテンシャルを披露。音に拘りの強いソロギタリストやスタジオ系ミュージシャンを中心に世界中で高く評価されています。本器は定番人気モデルEBG808シリーズのベーシックモデルかつカッタウェイ搭載機、惜しくも生産終了となってしまった”EBG808C”。2018年製USED品。"AA"グレードシトカスプルーストップ、ブラックウッドサイド&バック、クイーンズランドメイプルネック、ストリーキーエボニー指板&ブリッジ、グローバークロームロトマチックペグ、MOPドット指板ポジション、ブラックピックガード、ヘリンボーンロゼッタ、ベネチアンカッタウェイ、"AP5 Pro"プリアンプシステム搭載。一般的なOOサイズより少し幅広なロウワバウトと深めの胴厚を持つ808ボディ。究極の小型ボディーは、あのトミーエマニュエルのシグネイチャーモデルの基にもされた秀逸さ。ヘッドの角度も他メーカーよりやや浅く設計されており、指先のテンション感も低減。これらの要素が合わさり弾きやすくバランスが取れたトーン、音量がありながらも整ったサウンド、そしてテクニカルなプレイにも追従する抜群の操作性。それらの特徴は完成度が高く、プロ・アマ問わず世界中のプレイヤーから高い評価を得ています。搭載マイクはメイトンの代名詞ともいえる"AP5Pro"。アンダーサドルピエゾとコンデンサーマイクのブレンドシステムで、ピエゾ/マイクの各ボリュームに加え、マスターボリュームを装備。トレブルとベースのブーストカット、ミドルにはブーストカットに加えてピークポイントを移動できるフリケンシーも搭載。ハイミッドをブーストした押し出し感のあるサウンドから、声の周波数に合わせてミドルをカットする使い方も可能。ソロギターから歌モノまで幅の広い実用的なセットアップが可能になっています。コンデンサーマイクもアーム可動式で好みのポイントにセッティング可能、マイクはローカットされておりEQを通らずミックスされます。よりアグレッシブなアタック音から倍音の繊細さまでリアルにアウトプットしてくれるラインサウンド。トップ面に細やかな爪が当たったような当てキズ、サウンドホール周りに使用しているうちにサテン塗装がややテカってしまった箇所、ボディバックのバックルキズ、全体的に細やかな当てキズなど使用感こそは伺えますが、全体を通して比較的キレイと言えるコンディションをキープされている本器。ネックコンディションは抜群の状態に保たれ、メイトンらしい演奏性を体感しつつラインでアウトプット出来る1本です。メイトンのスタンダード、ベーシックモデルと言えばコレ。惜しくも現在は生産完了となってしまったモデルです。もはや名刺代わりとも言える代表機種、メイトンの使い勝手の良さやラインサウンド。是非お手元でご体感下さいませ。
オリジナルハードケースが付属します。
Condition:EX++
Top:Solid "AA" Sitka Spruce
Side:Solid Blackwood
Back:Solid Blackwood
Neck:Queensland Maple
Fingerboard:Streaky Ebony
Bridge:Streaky Ebony
Machine Head:Grover/Gold
Fingerboard Inlay:MOP/Dots
Rosette:Herringbone
Binding:Black W&B
Pick Guard:Black with Gold”M”
Pick up:AP5 Pro
Nut width:44mm
Scale:647.7mm
Case:Original Hard Case