ギブソンラインナップの中でも比較的近年に生まれた機種”Songwriter”。スクエアショルダーボディのニュースタンダードとして人気の機種ですが、惜しくも廃盤となってしまった機種です。本器はGIBSONファクトリーツアーにてGIBSONが持つラスト在庫品を買い付け。ソングライターのスタンダードなモデル”SongWritter Standard EC”。スプルーストップ、ローズウッドサイド&バック、マホガニーネック、ローズウッド指板&ブリッジ、ダブルパラレログラム指板インレイ、グローバーゴールドペグ、パールブロックヘッドインレイ、アバロンロゼッタ、スキャロップブレイシング、アンティークナチュラルフィニッシュ、Fishman FREFIX PLUS-Tピックアップシステム搭載。ハミングバードやダヴと同じようなスクエアショルダー。2003年に生まれ、直近まで生産が行われていたSongWriterシリーズ。独自開発のボディや30年代ギブソンのブレイシングパターンを融合した、新たなカタチを持ったユニークなドレッドノート・ライン。比較的近年に生まれたこともあり、設計思想自体はモダンな要素を含みます。カッタウェイによってハイポジションまでの演奏性を確保、ボディサイドにオンボードプリアンプを組み込むことでラインサウンドの操作性を容易に。GIBSONラインナップでも珍しいロングスケール仕様でもあり、ネックシェイプは薄めのラウンド形状。ネック周りの演奏性においては上下を行き来するプレイからローポジションでの握り込んだプレイまで万遍なく対応できる現代的なオールマイティさを与えられています。こちらもGIBSONとしては比較的珍しいローズウッドサイドバック仕様。近年増えてはきましたが、マホガニーやメイプルのイメージが強いだけに意外と思われる方もおられるでしょう。やはりレンジ感が広く、重さのある低音や煌びやかな倍音感が持ち味。ですがGIBSONらしさは損なわれておらず、どこかアンニュイな雰囲気を持ったイメージです。レンジ感の広さにはロングスケールも影響しており、他にもクリアなサウンドや輪郭感にも影響を及ぼします。ギター単体での演奏から歌モノバックまで、これまでのモデル以上にオールマイティさを与えられているモデルと言えるでしょう。ピックアップにはFishman FREFIX PLUS-T ピックアップシステムを搭載。アンダーサドルピエゾによって輪郭のハッキリとしたサウンドを拾い上げ、ボディサイドのプリアンプで整えて出力。Bass,Contour(Middle),Treble,Brillianceの4つで音色調整が可能、Volも搭載されています。Contourは中心帯域の可変であるフリケンシーが搭載されているため、ローミッドに絞ったブーストカットやハイミッドに絞ったブーストカットなど用途に応じて音色の変化をさせることが出来ます。ハウリング対策のNotchフィルターやPhaseスイッチ、チューナーも内蔵するなどオールインワンと言えるだけの機能を詰め込まれたシステムです。シンプルで扱いやすく直感的、必要十分な機能が入った非常に優秀なピックアップシステム。ライブに配信、宅録レコーディングとなんでもござれなオールマイティさ。扱いやすいギブソンスクエアショルダーの1本。これからの相棒として是非お手元にいかがでしょうか。
オリジナルハードケース付属。
Condition:NEW
Top:Solid Spruce
Side:Solid Rosewood
Back:Solid Rosewood
Neck:Mahogany
Fingerboard:Rosewood
Bridge:Rosewood
Machine Head:Grover/Gold
Fingerboard Inlay:Double Parallelograms
Rosette:Abalone
Binding:White&Black
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:Fishman FREFIX PLUS-T
Nut width:43.8mm
Scale:647.7mm
Case:Original Hard Case