Martinラインナップの中でも近年に開発されたGrand Parformance(GP)ボディ。ドレッドノートに匹敵するボディ幅を与えられ、くびれは深くボディ厚はOOO程。大きなサイズのサウンドと現代的な演奏性を兼ね備えたボディとして生まれたサイズです。そこにカッタウェイ(C)を加えたGPCモデルは操作性も高く人気があるモデルになります。本器はLUNA SEAやX JAPANのギタリストとしても有名なSUGIZO氏のシグネチャーモデル、日本限定発売の”SUGIZO GPC ARTIST STYLE 41”。2018年製のUSED品です。シトカスプルーストップ、イーストインディアンローズウッドサイド&バック、ブラックエボニー指板&ブリッジ、アバロントリム&ロゼッタ&ロゴ、アバロンスノーフレイク指板インレイ、Grover ロトマチッククロームペグ、ブラックカラーピックガード、ノンスキャロップドXブレイシング。LUNA SEAのイメージカラーでもある黒、シックなカラーを全身に纏ったSUGIZO氏らしいルックスに仕上がっている本器。指板やブリッジ更にはヘッド突板にもブラックエボニーを使用し黒で統一されるなど、徹底的にイメージカラーのブラックを表現されています。グロスフィニッシュで美しさを与えられ、こちらもSUGIZO氏のイメージを取り入れた仕上がり。アバロントリムやアバロンロゴなどを取り入れ美しさや高級感を演出し、スノーフレイクインレイでファンシーで幻想的な雰囲気を漂わせています。ルックスだけでなく実用性においてもリードギタリストらしい拘りを詰め込まれており、マストとも言えるカッタウェイの搭載や630mmほどのスケール、モディファイドローオーバルネックシェイプの採用。メインで弾くエレキに近い操作性のネックシェイプ、テンション感を和らげるやや短めの630mmほどのスケール、そしてリードプレイに必須のカッタウェイは持ち替えやすさには最適なチョイス。GPサイズはボディ幅があるため低域や音の厚み、音の太さを持っておりエレキのメイン機に搭載しているP.U P-90にも近しい特性を求めたことが窺えます。その中でもくびれが深くボディ厚が比較的薄めで操作性にも優れた秀逸なサイズであるGP。拘りを遺憾なく詰め込み、表現者として使うため実用性を高められたギターです。後付けにてL.R Baggs Anthemを搭載。アンダーサドルピエゾ+マイクのデュアルピックアップ仕様、音の芯をピエゾで拾い上げ繊細な空気感をマイクでピックアップ。両者を巧みにミックスしアウトプット出来るプロユースのハイエンドピックアップです。ヘッド先端箇所に当てキズによる塗装欠けが3箇所見られるのが非常に惜しい点、その箇所を除けばブラックカラーが故に目立つボディ塗装面やピックガードの細かな擦れキズや拭きキズ、くびれ箇所のバインディング剥がれ修正跡等見られますが大きな使用感は見られずキレイな状態をキープされている本器。ネックなどのプレイコンディションも良好に保たれ、実用性の高さを存分に発揮できる1本です。クラシックから音楽を始め現在でもバイオリンまで演奏するSUGIZO氏。ファンシー、そしてピアノのようにシックなカラーとSUGIZO氏の経てきた道を体現してきたかのようなイメージカラー。限定モデルの為出回りの少ないモデルです。お探しだった方は是非この機会にお手元でご堪能下さいませ。
オリジナルハードケースが付属します。
Condition:EX++
Top:Solid Sitka Spruce
Side:Solid East Indian Rosewood
Back:Solid East Indian Rosewood
Fingerboard:Black Ebony
Bridge:Black Ebony
Machine Head:Grover Rotomatic Chrome
Fingerboard Inlay:Snow Flake(Abalone)
Rosette:Abalone
Binding:White
Pick Guard:Black
Pick up:L.R.Baggs Anthem
Nut width:42.9mm
Scale:630.9mm
Case:Original Hard Case