1936年から1943年の短期間で生産完了し、J-45の前身として知られる希少モデル"J-35"。本器は「マーフィー・ラボ」アコースティックシリーズの"1936 J-35"。「エイジング」とは希少性が高く入手困難なヴィンテージ・ギターの風合いや塗装の剥がれなどを忠実に新製品上で再現する特殊な技術のことで、テネシー州ナッシュヴィルのギブソン・カスタムショップ内に新設された部門「マーフィー・ラボ」では、エイジングの第一人者でマスター・アルティザンのトム・マーフィーと彼の率いるチームが科学的検証に基づく最新の技術を駆使して、ギターのエイジングを行っています。本器は発売開始初年度1936年を再現/復刻したJ-35に"ウルトラライトエイジド"が施されたモデル。ウェザーチェック、ライトエイジド・ハードウェアといった経時変化によるオーセンティックなヴィンテージ・ギターのルックスを再現しています。エイジング処理が施されたサーマリーエイジド・レッドスプルーストップ、マホガニーサイド&バック、約45ミリナット幅のマホガニーネック、ローズウッド指板&レクタングルブリッジ、3連プレートのオープンバックペグ、スクリプトヘッドロゴ、パール指板ドット、ファイアストライプピックガード、ブラック&ホワイトの3層ワンリングロゼッタ、スキャロップドXブレイシング、ビンテージサンバーストカラー。トップブレイシングの接着、ネックジョイントは昔ながらのニカワ接着となっています。ネックはナット幅こそ44.95mm幅とやや幅広ですが厚みはそれほどでもなくソフトなV形状でオリジナルの極太が不慣れな方でも難なく馴染んでくれます。野太く実直なトーン、ピッキングに対してレスポンス良く反応し、カラッとした枯れた音のニュアンスが堪能できます。更にレッドスプルースはシトカと比べても大きく振動するため、迫力や躍動感のあるサウンドが特徴。ギブソンらしい無骨さやワイルドさのある太いサウンドを存分に表現してくれます。塗装はシンラッカーのV.O.S仕上げ。ヴィンテージさながらのダーティで渋みのあるルックスに仕上がっています。ギブソン黄金期のオリジナル・モデルならではの個性、雰囲気、フィーリングが感じられる仕上がり。是非お手元でご体感ください!
Condition:NEW
Top:Solid Thermally Aged Red Spruce
Side:Solid Mahogany
Back:Solid Mahogany
Neck:Mahogany
Fingerboard:Rosewood
Bridge:Rosewood
Machine Head:3per Line Cream Button
Fingerboard Inlay:Dots(Pearl)
Rosette:White&Black
Binding:White&Black
Pick Guard:Fire Stripe Color
Pick up:none
Nut width:44mm
Scale:628.65mm
Case:Original Hard Case