ギブソンフラットトップの顔、ワーキングホース"J-45"。ギブソンを代表する45と対をなす存在のナチュラルトップラウンドショルダーボディのジャンボモデルが本器”J-50"です。"J-45”を追う形で1947年に登場した”J-50”。ナチュラルトップが故に良材を選定し使用され別型番として登場。その後は”J-45”と対をなし共に歴史を歩みます。本器は1952年製のVintage品。スプルーストップ、マホガニーサイドバック、マホガニーネック、ハカランダ指板&ブリッジ、オリジナルクルーソン無刻印3Per Plateペグ、オリジナルピックガード、スキャロップドXブレイシング、ロングサドル仕様。1955年までに採用されていたスキャロップドXブレイシング仕様でこの時代のものでしか出し得ない独特の空気感を含んだファットなボイスは50年代中後期以降のモノとは一線を画した音色です。軽いタッチでも響くようなレスポンスに大きく揺れるような躍動感あるサウンド。ドライでウッディながら特有の甘さも残り開放的で音に包まれるような響きが感じられます。ギブソンでは定番と言える表板のピックガード内側にピックガードクラック、ほぼ同ラインの1弦側サウンドホール上部にクラックの修正が見られますがいずれも丁寧に修正が施されております。バックセンターシームに沿っての塗装チェックが見られますが、継ぎ目の歪みによるもので開きはなく、外観的なもので問題ありません。全体的なウェザーチェックは細かく見られるものの塗膜の素晴らしい状態をキープ、上記のガードクラック以外ボディー部分のクラックはなく、小傷は見られるものの極上のコンディションです。この年代のJ-50/J/45のお手本のようなサウンドを本器は持っています。年々高騰を見せるGIBSON、VINTAGE。憧れのサウンドを手に入れる決断は今かも知れません。汎用ハードケース付属。
Condition:EX++
Top:Solid Spruce
Side:Solid Mahogany
Back:Solid Mahogany
Neck:Mahogany
Fingerboard:Jacaranda
Bridge:Jacaranda
Machine Head:Kluson
Fingerboard Inlay:Dots
Rosette:Black&White
Binding:Black&White
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:none
Nut width:42.5mm
Scale:628.65mm
Case:Hard Case