ポール・マッカートニーのバンド Wings の末期にギタリストを務めた経歴を持つギタリスト、ロウレンス・ジューバー。一流のフィンガースタイルプレイヤーという評価や史上最高のアコースティックギタリストという輝かしい評価を受けているギタリストです。本器はCUSTOM EDITIONのLaurence Juberシグネチャーモデル、”OMC-28M Laurence Juber”。2005年製USED品です。アディロンダックスプルーストップ、マダガスカルローズウッドサイド&バック、ブラックエボニー指板&ブリッジ、オールドスタイルヘッドロゴ、ヘリンボーントリム、アイボロイドバインディング、ノーマルドロップインサドル、ウェーバリー製オープンバックバタービーンノブクロームチューナー。ローレンス・ジューバーモデルは過去様々な仕様で製作されたことがあり、それぞれで高い評価を受けている秀逸なモデル。本モデルは本人もお気に入りだというアディロントップ/マダガスカルローズウッド仕様で製作された1本です。トラディショナルなOMスタイル、ヘリンボーンやアイボロイドバインディングを始めウェバリーチューナー、ジグザクバックストリップ、オールドスタイルロゴ等オールドをベースとしたことが窺えるディティール。そこにカッタウェイを取り入れてモダンな奏法にも対応できるポテンシャルを与えられた仕様。ネック自体はやはりオールドをベースとしている為ナット幅44.5mmのVシェイプ。各弦の分離感を出しやすいナット幅、太く芯のあるサウンドを得やすいメリットがあります。通常のOMに比べ線の太く芯のあるサウンド、瑞々しさを感じさせるややモダンで艶やかな音色を持ち併せた響き。オープンなサウンドやラウドな響きは通常のモデルとは一線を画すクオリティです。ことフィンガースタイルで欲しい要素の条件はクリアしており、均整の取れたトーンバランスや厚みのあるサウンドなど表現幅の広さを体感できます。ストロークにおいても線の細さは感じず得手不得手を感じさせない辺りは流石でしょう。古きを訪ねて新しきを知る、両者をセンス良くミックスされた実用性の高い1本です。ボディトップのカッタウェイ先端箇所や6弦側ショルダー箇所に極薄い当てキズやサウンドホール周りにピックでの弾きキズが見られますが、その他には極々薄い擦りキズが見られる程とキレイなコンディションをキープされている本器。ネックのコンディションも良好、演奏性良しで実用度の高い状態の1本です。一線で活躍するアーティストモデル、トラッドを抑えつつモダンな要素も取り込んだハイブリッドな1本。マダガスカルローズウッドも今ではオーダー制限されており貴重です。お探しだった方は是非お早めに。
オリジナルハードケース付属です。
Condition:EX++
Top:Solid Adirondack Spruce
Side:Solid Madagascar Rosewood
Back:Solid Madagascar Rosewood
Neck:Genuine Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Machine Head:Waverly Chrome
Fingerboard Inlay:none
Rosette:B&W
Binding:Ivoroid
Pick Guard:none
Pick up:none
Nut width:44.5mm
Scale:645.2mm
Case:Original Hard Case