ヴァイオリン製作者として"HOPF"のブランドを築き上げたCasper Hopf(キャスパーホップ)の意志を継ぐドイツの製作家"Dieter Hopf"(ディーターホップ)。元々はヴァイオリン製作の修行からスタートしギター製作へと転向、マイスター試験に合格後、更なる高品質な楽器を求め開発、製作に励んでいます。本器はGran Conciertoモデル、1979年製USED品。松単板表板、中南米ローズウッド単板側&裏板、黒檀指板、ローズウッド駒、ゴールドペグ、オリジナル寄木口輪、象牙ナット、53mmナット幅、弦長660mm。パワフルなトーン、タッチレスポンスに優れた明瞭なサウンドが魅力な本器。660mmの弦長が生み出す力強い鳴り、テンションがきつい感覚もなく比較的扱いやすい印象です。粒立ちの良い音色、サウンドバランスにも優れており伝統的なスタイルでありながら演奏ジャンルを問わずお使いいただける1本。バック面中心部あたりに塗装が反応している箇所がございますが光の加減でわかるような表面的なもので通常でのご使用に影響はございません。6弦側ヘッド付け根箇所にヘッド割れ補修跡がございます。修理跡こそ目立ちますがしっかりとリペアされており、こちらも通常でのご使用に支障はございません。その他、細かな打痕や弾きキズなどは散見されますが製造から45年の月日を思えば修理歴などしっかり手入れをされ大切に扱われてきたことがうかがえます。ネック/プレイコンディションは良好、標準的な弦高設定でサドルでの調整幅にも余裕がございます。なかなか出物の少ないドイツ製クラシックギター、使用感など気にされない方には大変お買い得なプライスです!ソフトケースが付属します。
コンディション:EX+
表板:松
側板:中南米ローズウッド
裏板:中南米ローズウッド
指板:黒檀
下駒:ローズウッド
指板幅:53mm
弦長:660mm
ソフトケース付属