国内外問わず使用アーティストも多い、日本を代表するブランド”YAMAHA”。ダイナミックギターから始まりFG、更には豪華なを意味するL(Luxury)シリーズが最高機種として1974年に発売されました。Lシリーズ誕生40周年という節目で2004年にフルモデルチェンジし現在まで製造が続けられています。本器は純国産ヤマハLシリーズのレギュラーフラッグシップモデル"LL-36"。2007年製USED品です。イングルマンスプルーストップ、ローズウッドサイド&バック、マホガニー&パドック5ピースネック、エボニー指板&ブリッジ、スノーフレークス&キャッツアイ指板インレイ、オリジナルピックガード、アバロンロゼッタ&トリム、メイプルバインディング、ノンスキャロップド・エックスブレイシング、ボディ全面高級ラッカー仕上げ。本器は2008年から施され始めたA.R.Eを採用される直前の個体。A.R.E処理の個体と比べて引き締まったサウンドや重量感を持った音色が魅力の1本です。演奏性にもヤマハのノウハウがつぎ込まれており、やや丸みを帯びた指板エッジの処理や薄めに成形されたネックグリップ。握り込みやすく親指を使ったフレーズやストロークプレイなども容易、爪弾いてのフィンガースタイルにも対応できる万能さを誇ります。人を選ばない扱いやすさを持ったネック。A.R.Eが施される前とはいえイングルマンスプルースを採用されているため硬さを感じる音色でなく、柔らかく広がりのあるサウンド。イングルマンの特性として繊細な演奏タッチにも立ち上がり早く反応してくれる点があり、強く弾かずとも心地よく演奏出来るメリットを持ちます。定番のインディアンローズらしく重厚さや煌びやかさも持ち、ボディ容積が大きい分エア感を含んだトーンも魅力の一つ。あらゆるスタイルで不得意の無いオールマイティさを持った優秀な楽器です。ブリッジ1弦側下部に米粒大ほどのタッチアップが施されたような跡が見受けられますが、光にかざすと分かる程度と丁寧に作業されていることが窺えます。その他は薄い当てキズがボディトップ下部に数か所と薄い擦りキズが見られるほどで使用感の少ない状態を保たれた個体。ネックコンディションも良好に保たれた良質な1本です。メイド・イン・ジャパン最高峰のアコースティックギターを是非ご体感下さい。
オリジナルハードケースが付属します。
Condition:EX++
Top:Solid Englemann Spruce
Side:Solid Rosewood
Back:Solid Rosewood
Neck:Mahogany&Padauk 5P
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Fingerboard Inlay:Snowflakes(Abalone)
Rosette:Abalone&Wood
Machine Heads:Original/Gold
Pick Guard:Black
Pick up:None
Nut width:44mm
Scale:650mm
Case:Original Hard Case