1990年代に世界で始めてのオール・グラファイト製のアコースティックギターを生み出した”レインソング”。航空力学を応用した設計を採用されており、航空力学のエンジニア、ジョン・デッカー博士によって開発された経緯を持ちます。本器はOMサイズの深胴モデル”H-WS1000 N2”。2010年代製のUSED品です。カーボンとグラスファイバーのハイブリットボディ、ネック、指板、ブレーシングを持たない仕様、ADJトラスロッド内蔵、Fishman Prefix+Tピックアップシステム内蔵。何よりも最大の恩恵は湿度や温度などの気候要因の影響を非常に受けにくい点。突然の雨、真夏の車内など気温の上がりやすい場所、海や川などの水辺の近く、はたまた野外での使用等が出来る点は画期的。木材よりも気を遣わずに使用のしやすい素材です。小ぶりなOMサイズのボディ、カーボン特有の独特なルックス。目を引く1本である事は間違いないでしょう。カーボンというと非常に硬いイメージを持ちますが、実際のサウンドは硬さをさほど感じないナチュラルなサウンド。アコースティックらしいウォームなサウンド、硬い材が得意とする煌びやかな音色、弦の輪郭の出しやすい出音。唸るようなロー成分は必見です。ボリューム感も充分と扱いやすい1本。ピックアップにはFishman Prefix+Tピックアップシステムを内蔵。芯を捉えたサウンド、輪郭の出しやすい安定したサウンドを出力します。サイドのオンボードプリアンプで細やかな音作りができ、あらゆるシチュエーションにも対応可能。ピックアップ自体は雨などの影響を受けてしまいますが、様々な天候や気候に対応のしやすい安定したコンディションでプレーヤーをサポートできるギターです。サウンドホール周りに極薄い弾きキズ等は見られますが、全体を通して大きな使用感の少ないコンディションをキープされている本器。ネック周りも演奏性良好なコンディションを保たれた優秀と言えるギターです。見た目とは異なり意外とオーソドックスなアコギサウンドを提供し、弾き語りやバンドでも活躍できるエレアコです。見た目にもインパクトありステージでも映える事間違い無し。出先で使用するギターとしても、路上で気兼ねなく使えるギターとしても、車内に置いておくギターとしても、選択肢の多い1本。是非お手元でお楽しみ下さいませ。
オリジナルハードケースが付属します。
Condition:EX+++
Top:Graphite
Side:Graphite
Back:Graphite
Neck:Graphite
Fingerboard:Composite
Bridge:Composite
Machine Head:Original/Chrome
Fingerboard Inlay:Dots
Rosette:B&W
Binding:none
Pick Guard:none
Pick up:Fishman Prefix+T
Nut width:44.5mm
Scale:650mm
Case:Original Hard Case