1932年の発売開始以来、L-30,L-48などとともに人気の高いビンテージアコースティックアーチトップL-50。シリアルと仕様から1935年製と判断します。1934年にラウンドホールからfホールに変更、1935年にはローバウトが14.75"から16”に変更、同年フラットバックからアーチドアーチドバックに変更となりますが、本器は16”ボディーを持ちながら、フラットバック仕様を持った過渡期スペックの珍しい一本です。スプルーストップ、メイプルサイド&フラットバック、マホガニーネック、ハカランダ指板、エボニーブリッジ、オリジナルグローバーオープンチューナー、スモールスクリプトヘッドロゴ、テーパードヘッド。ネックヒールにストラップピンマウント。当時のピックガードは欠損しています。ブルース、ラグタイムやスイングジャズなどを初めとしたアメリカンルーツミュージックに馴染みのあるドライなサウンドで、コリコリとした輪郭と響きの少ない歯切れよさが持ち味。小傷は見られますが驚くほど素晴らしいコンディションをキープ。木部の割れなどはなく、プレイコンディションも素晴らしい状態をキープしています。戦前の楽器らしい風格のあるルックスがたまらない一本です。汎用ハードケース付属。その他の詳細もお気軽にお問い合わせください。
Condition:EX++
Top:Solid Spruce
Side:Maple
Back:Maple
Neck:Mahogany
Fingerboard:Jacaranda
Bridge:Ebony
Machine Head:Grover Open
Fingerboard Inlay:Dots/Pearloid
Binding:White
Pick Guard:None
Pick up:None
Nut width:44.5mm
Scale:625mm
Case:Hard Case