独自の工法と方法論で高品質のアコースティックギターを製作している長野県松本市の老舗ブランド"ヘッドウェイ"。1977年の創業以来多くのアコースティックギターファン、ミュージシャンたちに支持される日本製ギターを代表するブランドのひとつです。本器はHEADWAY創業45周年を記念し製作された1本。選りすぐりの職人たちの集まる飛鳥チームビルドにて製作された”HF-533DX/CM’22 SF,S-ESU/ATB”。2022年製極上USED品です。サーモアディロンダックスプルーストップ、キューバンマホガニーサイド&バック、ワンピースアフリカンマホガニーネック、エボニー指板&ブリッジ、ゴトーゴールドペグ、塗りこみのウッドピックガード、パールトリム、34セミフォワードシフテッドスキャロップドXブレイシング。創業を記念した1本としてブランドのアイデンティティを詰め込まれたルックスへと仕上げられています。ヘッドにはイーグルをモチーフにしたインレイが施され、ピックガードには専用のインレイが施されるほどの手の込みよう。ブリッジにまでインレイが入り、ボディートリムにも白蝶貝を細かく繋いだものが施されています。ルックスだけではなくウッドマテリアルの面でも手の込みようが窺えます。トップにはアディロンダックスプルースをサーモウッド加工したものを使用。サーモウッドは熱と圧力を加え、長年弾き込んできたようなサウンドへと変化させる技術。トリファイド加工と呼ばれることもあります。元々低音部分でバウンドするような響き方をするアディロン、加工によってカラッとした音色へと変化している為わざとらしさのない自然な跳ね方になっています。タッチに対するレスポンスも早く、鈍さのようなものは感じられません。サイドバックには幻のキューバンマホガニーを贅沢に使用。通常のマホガニーと比べてやや硬質な音色で、レスポンスの良さや抜けの良さに特徴があります。トータルではカラッと枯れたサウンド、跳ねる低音に伸びて抜ける高音、ヘッドウェイらしい芯の強いサウンドもありあらゆるジャンルで扱いやすい音色です。ネック自体も500番シリーズらしい薄いモダンなネック、Extra Slim U Gripを採用。現代において多様化した演奏スタイルに対応するために握りやすいネックへ成形されています。ネック内部にはカーボンの補強も入れられており、強度面でも安心。演奏性と実用性を考えられたギターです。ピックガードに極薄い弾きキズのような跡こそ見られますが、それ以外にはキズ等見られない極上コンディションをキープされた本器。もちろん演奏面でも抜群の演奏性をキープされた1本です。国産の安心感、サウンドも見た目に負けずリッチで弾く場所や環境問わず演奏できる1本です。国産のクオリティの高さを是非ご体感下さい。オリジナルハードケースが付属します。
Condition:EX+++
Top:Solid Thermo Adirondack Spruce
Side:Solid Cuban Mahogany
Back:Solid Cuban Mahogany
Neck:African Mahogany 1P
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Machine Head:GOTOH SXN510V 06M XG
Fingerboard Inlay:Snowflakes(Pearl)
Rosette:Pearl
Binding:Tortoise&Pearl
Pick Guard:Wood
Pick up:none
Nut width:43mm
Scale:628mm
Case:Original Hard Case