カラマズーは1933年から1942年までギブソンによって手掛けられたサブブランドで当時製造を行っていたギブソンカラマズー工場の土地名から名づけられたブランドです。ギブソンと同工場で作られるハイコスパブランドとして当時も人気を博し、現在もギブソンヴィンテージファンを中心に支持されています。本器は1936年製前期のアーチドトップモデルKG-21。14 3/4インチの小型ボディーでトップにはスプルース、マホガニーサイドバック、マホガニーネック、ハカランダ指板&ブリッジ、トップバックホワイトセルボディーバインディング、ピックガードは欠損しておりトップ側のビス穴は埋められております。テイルピースは別のものにリプレイス、ペグは近年のGolden Age製のものに交換されています。ネックリセットの跡もなくネックコンディションは良好。ネック裏は大きく塗装がはがれ、ボディーにも全体的にひっかき傷など目立った傷はあるものの割れなどはなくとても良いコンディションをキープしています。ワイドな三角ネックでカラカラに乾いたブルージーサウンドで弾きやすく小気味良く弾ける一品。チップボードケース付属です。
Condition:EX+
Top:Solid Spruce
Side:Mahogany
Back:Mahogany
Neck:Mahogany
Fingerboard:Jacaranda
Bridge:Jacaranda
Machine Head:Open 3 Per Plate
Fingerboard Inlay:Dots
Rosette:None
Binding: Top&Back White 1-ply
Pick Guard:none
Pick up:none
Nut width:44mm
Scale:628.65mm
Case:Chip Board Case