ジョーン・バエズや森山良子などの使用で記憶に残る、マーチンギターの中でも古くよりラインナップされるフラッグシップモデル"OO-45"。その歴史は古く、カタログラインナップされたのは1904年との事。"D-45"などと同様で長い期間生産されずでしたが、1970年に約30年ぶりに生産が再開されました。"45"という番号は、マーチン社において最高の材料と技術を使って作ったという証で、全ての面で最高の材料と技術で作られる最高峰のモデル。本器はカスタムにて製造した12Fジョイント、スロッテッドヘッド仕様の"OO-45 Custom"。2004年製USED品。アバロンをあしらわれたボディに、スプルースもローズも最高グレードの材がふんだんに使われ、小ぶりな外観にギュッと詰まった高級感のある面持ち。スプルーストップ、イーストインディアンローズウッドサイドバック、ジェニュインマホガニーネック、色ムラのない全面ブラックのエボニー指板&ブリッジ、47.6mmナット幅、スロッテッドヘッド、アバロンバーチカルヘッドロゴ、ウェーバリーゴールドペグ、アバロンヘキサゴン指板インレイ、アバロントリム&ロゼッタ、べっ甲柄ピックガード、アジャスタブルトラスロッド、スキャロップドXブレイシング。12Fジョイントにくびれの深いひょうたん型のボディ、スロッテッドヘッドとアバロンに包まれた豪華なルックスが特徴的な本器。永遠の憧れスタイル45のルックスを持ちながら、より取り回しの良さや抱えやすさを感じられるモデルです。このボディサイズならではの立ち上がりの早さ、バランスの良さはもちろんのことStyle45特有の倍音成分を含んだ音色。47.6mmのナット幅だからこその音の輪郭や各弦の分離感の良さ、倍音を纏って周りに広がっていく煌びやかなサウンド。スロッテッドヘッド由来のハリのある音色、12Fジョイントの構造から生まれる柔らかさを持ったふくよかでクラシカルなトーンも魅力的です。ネック裏2F辺りにカポを付けた際に付いたであろう極わずかなカポ跡や指板サイドバインディングにサイドポジに沿った僅かな割れこそ見られるものの、全体を通してクロスで拭いたような極々薄い擦り跡ほどで非常にキレイな状態を保っている本器。ネックコンディションやフレット周りの状態も良好、演奏性抜群な1本です。現在では製造されていないスタイル45のOOモデル。希少な1本のためお探しだった方はお早めに。オリジナルハードケース付属
Condition:EX++
Top:Solid Spruce
Side:Solid East Indian Rosewood
Back:Solid East Indian Rosewood
Neck:Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Machine Head:Wavary/Gold
Fingerboard Inlay:hexagon Abalone
Rosette:Abalone,White&Black
Binding:Abalone,White&Black
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:none
Nut width:47.6mm
Scale:632.5mm
Case: Original Hard Case