ハワイのオワフ島にて工房を構える幻のルシアー"Lyman Ashikawa"氏が手掛けるハンドメイドブランド"LYMANA custom ukuleles"。100歳を超えても現役で活躍したレジェンドのウクレレアーティスト"Bill Tapia"氏もメインで愛用したブランドです。気が向いた時にのみ製作をするスタンスで年間製作本数は極限られており、現在は製作をしているかどうかも定かではありません。日本はおろかハワイの高級手工ウクレレ専門店でもほぼお目にかかれない事から幻のウクレレとさえ言われるとても貴重なブランドです。本機は2017年に着工製作され、2018年にリリースされた作品、極上USED品。4弦側トップ上部とサイド、サイドカッタウェイ部分のトリプルサウンドホールタイプでライマナの中でも大変珍しい一品です。マスターグレードのパシフィックノースウェストレッドウッドトップ、美しく整った柾杢のイーストインディアンローズウッドサイドバック、スパニッシュシダーネック、マッカーサーエボニー指板&ブリッジ、バックとエンドにはジグザグバックストリップ、レッド&ブラックラインウッドパーフリング、レッド&ブラックラインウッドアバロンロゼッタ、べっ甲柄ボディーバインディング、サイドドットアバロン指板インレイ、スロテッドヘッド、シャーラーチューナー、0フレット14フレットジョイント、18フレット、ヘッドプレートにはLマークのMOPインレイとLymanaのサインが入れられています。フィニッシュは全体的にニトロセルロースラッカーを使用。ボディーはフルグロス仕上げでネックは演奏性を考慮した8分艶仕上げです。ボディートップ1弦側カッタウェイ下あたりに3cmほどのストラミング痕、その他ごく小さな傷がわずか見られる程度で殆ど使用感のない極上美品です。甘くしなやかで伸びやかなトーンが特徴で揺るぎない基音の立ち上がりから儚く広がりを見せる倍音はライマン氏独特の物でその一音一音が深く刺さり琴線に触れます。ここまでの音色を聞く事は難しいでしょう。とても弾きやすくセットアップされており、演奏時の弾きにくさは全く感じられません。逃せば次は中々お目に掛かれない幻の名器。ぜひお早目のお求めをお勧めいたします。至高の一品をぜひお手元に。
ジョイント:14F/トータル:18F
Condition:EX++
Top:Solid Master Grade Pacific Northwest Redwood
Side:Solid East Indian Rosewood
Back:Solid East Indian Rosewood
Neck:Spanish Ceder
Fingerboard:Macassar Ebony
Bridge:Macassar Ebony
Machine Head:Schaller SlottedHead Tuner Gold Wood Knobs
Fingerboard Inlay:Side Small Dots Abalone
Rosette:Abalone Pf Red&Black LineWood
Binding: Red&Black LineWood/Tortoise BD
Pick Guard:none
Pick up:none
Nut width:34mm
Scale:432mm
Case:Hard Case