1950年に産声を上げた"CF-100"、LG2と同じ14 1/8ワイドボディーでフローレンタインカッタウェイ、1958年までの8年間のみ短い期間しか製造されなかったモデルで現在もギブソンヴィンテージアコースティックファンから高い人気を誇ります。CF100の1年に製造されたギブソンエレアコの原点であるCF-100E共々珍しいギターです。本器は大変貴重な1950年製初年度品。スプルーストップ、マホガニーサイド&バック、マホガニーネック、ハカランダ指板&ブリッジ、オリジナルクルーソンペグはつまみのみリプレイス(実用用の現行Klusonは同梱しています。)、オリジナルベッコウセルピックガード、フローレンカッタウェイ、スキャロップブレイシング、ロングサドル仕様、J-160Eでお馴染みの指板のトラペライズトインレイ、ヘッドのクラウンインレイ。独特のデザインと製作本数が少ないこともあり、オールドギブソン市場において希少価値の高いモデルのひとつです。見た目以上にファットで太があり、弾けるようなレスポンスの良さとつま弾いた時の独特の甘さ、ノスタルジックな音色は他の機種には求められません。ピックガードの内側に浅いピックガードクラックがありますがほぼ目立たずきれいに修正されています。ボディーボトムに小さく3点ブランコテールのビスをつけた跡があり、一度独自の改造がされていたような跡がありますがビス埋め痕以外はトップの後も傷に紛れ大きく目立った場所はなく全く気になりません。フレットは新しく交換しており、ネックはとても綺麗なストレート。ブリッジ上面はテンション取りのためやや削られていますが、サドル高もしっかりと取られて余裕もあり今後の使用にも安心。プレイコンディションも理想的です。カッタウェイギターらしくハイフレットまでストレスなく押さえられます。その他全体的に傷は見られますが上記以外割れなどはなく、オリジナルフィニッシュ。全体的に非常に状態の良い内容で近年中々見ないレベルです。オリジナルではないですが、50'sのLifton社製Jサイズ用でオーバーサイズですが、希少なブラウンハードケースが付属しています。
Condition:EX++
Top:Solid Spruce
Side:Solid Mahogany
Back:Solid Mahogany
Neck:Mahogany
Fingerboard:Jacaranda
Bridge:Jacaranda
Machine Head:Kluson/Nickel
Fingerboard Inlay:Trapezoid Inlay
Rosette:White&Black
Binding:White&Black
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:none
Nut width:43.8mm
Scale:628.65mm
Case:Hard Case