1926年より登場しギブソンフラットトップの元祖とも呼べる機種。1942年に製造を終了、ロバート・ジョンソンが愛用していた事で歴史に誇る名器の一つ。本器は1930年から31年にかけて製造されたとみられるモデル。L-00へのモデル変更過渡期仕様でボディーシェイプは初期の13 1/2インチから14 3/4インチに移行、ネックジョイントは12Fと混在した末期のL-1となっております。アディロンダックスプルーストップ、マホガニーサイドバック、マホガニーネック、ハカランダ指板&オリジナルロングモダンレクタングルブリッジ。白黒白3プライ1リングロゼッタ、THE GIBSONヘッドロゴ、この時期のみのタイニーなスキャロップドXブレイシング、オリジナルサンバーストフィニッシュ。オープンプレートペグ。バインディング無しの指板、12フレットジョイント仕様。エンドは拡張され大きめのウッドピンがマウントされています。往年の戦歴を感じさせる傷は全体的にありますが、この年代ではまず見ることのない極上ノンクラック品。90年近く経過した品のため、トラスロッドはいっぱい占めこまれていますが、ネックも緩やかな順反り程度。サドル高も十分に高さがあり、とても弾きやすくセットアップされプレイコンディションは申し分なしです。過渡期爆発的な鳴りに一振りで心をもっていかれてしまうそんな個体です。
Condition:EX+
Top:Solid Adirondack Spruce
Side:Solid Mahogany
Back:Solid Mahogany
Neck:Mahogany
Fingerboard:Jacaranda
Bridge:Jacaranda
Machine Head:Open 3 Per Plate
Fingerboard Inlay:Dots
Rosette:White&Black 3-ply
Binding:White 1-ply
Pick Guard:none
Pick up:none
Nut width:44.5mm
Scale:628.65mm
Case:Hard Case