LG-2のロウコストモデルとして1947年から生産が開始されたスモールボディモデル"LG-1"。小柄で独特なチープサウンドが特徴的で人気で、ヴィンテージギブソンの中では入手しやすいお値段も魅力のひとつ。本器は1964年頃製造の"LG1"。スプルーストップ、マホガニーサイド&バック、ローズウッド指板、オリジナルのプラスチックノーマルスロットブリッジはローズウッドに貼り直されています。厚めの後期型ラージピックガード、オリジナル3連ダブルラインクルーソンペグ、ナット幅約42mm、17度ヘッド角、ラダーブレイシング。ファットでラウドな音立ちが特徴でラダーブレイシングならではのサウンド。65年以降のナローグリップ、14度ヘッド角のものに比べ、コシがあり、弦を弾いた時の圧が明らかに違います。味わいのある経年ならではのブルージーなトーンはもちろん、歌ものにも良いマッチングです。トップ脇に塗装エグレがありますが木部は貫通していません。貼りなおしたブリッジ周りには多少の修正痕。トップ下部にマイナークラック修正跡、バック下部にクラック修正痕がありますが修理は施されており使用には問題ございません。その他もウェザーチェックや打痕などはある程度みられるボディですが、塗装の塗膜もきれいに残っており全体的にもキレイなコンディションです。ネック周りも良好で弾きやすいプレイコンディションを保っています。比較的手に入れられやすい価格のヴィンテージギブソン、老若男女を問わず是非この古めかしい音色に触れてみて下さい。
Condition:EX
Top:Solid Spruce
Side:Mahogany
Back:Mahogany
Neck:Mahogany
Fingerboard:Rosewood
Bridge:Plastic
Machine Head:Kluson/Nickel
Fingerboard Inlay:Dots(MOP)
Rosette:White&Black
Binding:White
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:none
Nut width:42mm
Scale:628.65mm
Case:Chip Board Case