国内有数のベテランルシアー、エム・シオザキ弦楽器工房の塩崎雅亮氏が率いるシーガルギター。氏がもっとも得意とするプリウォーマーチンスタイルを元に、新品のコンディションとプレイアビリティを持ちながら、サウンドとルックスはヴィンテージを持つ、誰もが1度は想像する最高のギターを本気で追及したSEAGULL by M.Shiozakiの"Aged Series"。本器は”OOO-60 1937 Aged TA/IR/A03 Indian Rosewood"。トップとブレーシングにはトリファイド加工が施されたアディロンダックスプルースを採用、サイド&バックには端正な杢のインディアンローズウッドを使用しています。ワンピースマホガニーネック、エボニー指板&ブリッジ、ロングサドル、Waverly#4076レリックオープンバックペグ、ダイアモンドスクエア指板インレイ、セルロイド流し込みべっ甲柄ピックガード、ヘリンボーントリム、アイボロイドバインディング、ジグザグバックストリップ、スキャロップドXブレイシング。他に類を見ないクオリティで1937年仕様を再現。ヴィンテージのサウンドを再現する為、サウンドのコアとなるトップ材とブレイシング材にトリファイド加工が施され、また実際のヴィンテージ材に極めて近い材質感のものが使用されています。設計・ボイシングももちろんヴィンテージ同様の構造を採用。サウンドの要であるトップとバック、ブレイシングの加工作業は塩崎氏自らが手がけており音作りにも余念がありません。反応の早い素直なレスポンス。鼻通りの良いスッキリとクリアなサウンドと、ギラギラしすぎず落ち着いた倍音感が心地いいです。OOOのスケールながらOMと比較しても頼りない線の細さはなく、パワー感があり線太。程よく落ち着いたオープンなサウンドで、雑味のなさは正にヴィンテージサウンドです。"Aged Series"のもうひとつの魅力でもあるエイジド加工は、長年弾き込まれたかの様な外観を再現するだけでなく、響きへも大きく影響しています。塗装行程を進めながら職人の手により1本1本手作業で行われるこの加工には"A01"?"A03"まで3段階あり、本器は"A03”。長年弾き込まれたかの様な弾き傷や磨耗傷、塗装の剥がれも見られ、使用感と塗装チェッキング・艶加減がリアルな仕上がりです。また、指板エッジやブリッジエッジも弾き込まれて磨耗したかの様な質感に仕上げられています。音も質感も単なる量産体制では実現できない、とても完成度の高い純日本製シーガル"Aged Series"。クオリティを誇るオーセンティックで存在感のある響き。オールドマーチンをお好きな方にももちろん、全ての方にお勧めしたい1本です。
*SEAGULL by M.Shiozaki Aged Seriesには、S&BマテリアルにはMR(MadagascarRW)/IR(IndianRW)の2種類がラインナップされます。エイジド加工A01/A02/A03との組み合わせなど、ご希望モデルがございましたら当店スタッフまでお気軽にお問い合わせください。
Condition:NEW
Top:Solid Torrefied Adirondack Spruce
Side:Solid Indian Rosewood
Back:Solid Indian Rosewood
Neck:Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Machine Head:Waverly #4076/Relics
Fingerboard Inlay:Abalone
Rosette:White&Black
Binding:Ivoroid/Herringbone
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:none
Nut width:44.5mm
Scale:630mm
Case:Original Hard Case