Ryosuke Kobayashi Guitars
OM Cutaway RF Granadillo
小林良輔氏の最新作OMC。美しいグラナディロS&Bにレイズドフィンガーボードを採用。先日開催されたWoodstock Invitational Luthiers Showcaseにも出展された1本。
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神奈川・相模原にて小林良輔氏により製作されるKobayashi Guitars。氏は数々の著名な作家を輩出しているロバート・ベン・スクールでギター製作を学び、スギクラフト・杉田健司氏に師事。その後カナダのマスタールシアー、サーゲ・デ・ヤングの所でさらに業を磨き、現在の工房を開設し、日々実直に優れたギターの製作に勤しんでいます。その音色と完成度の高さから、すでにコアなルシアーギターファンから高い評価を得ている小林氏。本器はレイズドフィンガーボードを採用した"OM Cutaway"。2017年10月末に開催されたWoodstock Invitational Luthiers Showcase(WILS)にも出展された1本です。トップには小林氏イチオシ材であるアラスカンイエローシダー(オプション)、うっすらと鳥眼杢の様な杢目が浮き出た美しいサップ入りグラナディロサイド&バック(オプション)、マホガニーネック、レイズドフィンガーボード(オプション)、マッカーサーエボニー指板、ハカランダブリッジ(オプション)、ゴトー510ペグ(エボニーノブ)、クリアピックガード、アンボイナバール&ブルーパウア&チップカービングロゼッタ(オプション)、マッカーサーエボニーバインディング、フローレンタインカッタウェイ(オプション)、サイドサウンドポート(オプション)、オリジナルエックスブレイシング。氏のOMシェイプは以前から作成されていましたが、本器より少しシェイプがリデザインされ、少しロウワバウトの丸みが強くなり改良されました。塗装はサーゲ直伝の業美しいシェラック仕上げ。日夜、更なる改良を目指して業を磨く実直な性格の小林氏。本器でも改良の片鱗を見せ、芯があるロングサスティンはもちろん、豊かな倍音構成を持ちながらさらに広がるレンジ感とセンシティブなレスポンスを体現。しっかりとした基音にまとわりつく倍音、決して金属音が耳障りでない十分な音量で確かな反応をしてくれます。レイズドフィンガーボードのおかげでハイフレットまでしっかりとセットアップされており、あらゆるプレイを支えてくれます。トップのアラスカンイエローシダーは小林氏のイチオシ材で、名前にシダーと付いていますがシトカスプルースなどよりも重たく、粘りのある素材。スプルース系材とは違って夏目/冬目の剛性差が小さく、木目による個体差も小さい素晴らしい木材です。またグラナディロもクラシックギターでは以前よりポピュラーで、ホンジュラスローズやココボロなどと同様に非常に音響特性に優れた材で良質なローズウッドの枯渇で近年は急激に注目を集めている材。ハカランダやポストハカランダと同等の音質で比較的安価なアップチャージで使用できるので品質重視の方に非常にオススメとこれまた小林氏のイチオシ材です。ゴンとした芯のあるサウンドに広がりのある濃密な倍音は弾き手をも癒す素晴らしいサウンドです。クラシックギターの手法やデザインも取り入れ、ストイックなまでに音質にこだわった硬派な作風が魅力。拘りがつまったデザインと外観。その仕事の丁寧さや細さは是非そのお手元でご確認頂きたい完成度です。WILSではベテランルシアー達をも唸らせた実力派ルシアーの力作、自信を持ってオススメできる1本です。
※当店ではRyosuke Kobayashi Guitarsのカスタムオーダーを承ります。何なりとご相談ください。
Condition:NEW
Top:Solid Alaskan Yellow Cedar
Side:Solid Granadillo
Back:Solid Granadillo
Neck:Mahogany
Fingerboard:Macassar Ebony
Machine Head:Gotoh 510/Black
Fingerboard Inlay:none
Rosette:Amboyna Burl /Blue Paua Rings Flanked by Chip Carving
Binding:Macassar Ebony
Pick Guard:Clear
Pick up:none
Nut width:44.0mm
Scale:645mm
Case:Original Hard Case(Special Made)