ギブソンによってこの期間中に作られたもっとも美しいフラットトップと言われているのがこのエクセレンテ。1963年に導入され、1970年まで生産されたモデルです。スプルーストップ、ハカランダサイド&バック、フレイムメイプル積層ネック、エボニー指板&ブリッジ、セラミックアジャスタブルサドル、オリジナルペグ、大きなパールヘッドインレイ、クラウド指板インレイ、刻印されたワシを持つ大きな尖ったピックガード、ダブルリングロゼッタ、マルチバインディング、ナチュラルトップフィニッシュ、ノンスキャロップド・エックスブレイシング。塗装修正があり、ピックガードは後年の物が付いています。本質的にギブソンでいうダブに相当し、どちらのギターも可変サドルを共有していましたが、不自然に取り付けられた金属のチューン・オー・マチックブリッジよりも、コレクターやプレイヤーにとってエクセレンテのシングルピースのサドルは実際にダブより優れた音色を持っているという意見もあります。一部のコレクターはこの期間のエピフォンをギブソンの廉価ブランドとみなしていましたが、幾つかのモデルは材料品質、職人技、外観の点でギブソンがエピフォンのギターを同等に扱っていたことを証明しており、このエクセレンテはまさにその良い例といえます。生産本数の少なさとローズウッド製のボディを持つことからコレクターの的になっているギターで、とりわけ1963～1964年製は無茶苦茶レアで世界的に高い人気を誇ります。ギブソン製のフラットトップはラウンドショルダー型のイメージが定着している中、このモデルはマーチンタイプのスクエアショルダーなので好みが分かれるかもしれませんが、ボディのほか、ネックにまで豪華なバインディングがあしらわれ、パラレログラムよりも凝った指板インレイやイーグルグラフィックのピックガードなど、飾りが詰め込まれたビジュアルも魅力のトップクラスのギターです。その他の詳細もお気軽にお問い合わせください。

Condition:EX+

Top:Solid Spruce

Side:Solid Jacaranda

Back:Solid Jacaranda

Neck:Flamed Maple

Fingerboard:Ebony

Bridge:Ebony

Machine Head:Kluson/Gold

Fingerboard Inlay:Pearl

Rosette:White&Black

Binding:White&Black

Pick Guard:Tortoise Color

Pick up:none

Nut width:41mm

Scale:647.7mm

Case:Hard Case