80年代後半、Gibson黄金期の父Ted McCartyを迎えたPRSは、1994年に"McCarty"を発表。ヴィンテージの持つ空気感とモダンな演奏性を兼ね備えたこのモデルは多大なリスペクトと共に定番モデルへとなりました。2016年発表の新しいモデル"McCarty594"は、Paul本人が所有するヴィンテージレスポールのスケール実寸値が通常の24.75inchより僅かに短い24.594inchであったことに由来して命名がされました。ヴィンテージフリークとして知られる氏の探求の集大成といえるモデル。本器はよりトラッドな印象を持たせるシングルカットモデル。フィギュアドメイプルトップ&マホガニーバックボディ/"Tweaked Phase III"チューナー/"Pattern Vintage"マホガニーネック/ローズウッド指板/亜鉛合金製ストップテールピース＆ブリッジ/ブラスサドル...。一見して王道モデルへの畏敬をより感じさせるシングルカットは、しっかりとした"Pattern Vintage"シェイプも相まって、より低域が豊かで太さのあるサウンドが特徴です。通常のミディアムスケールよりほんの僅かに短いスケールから成る心地よい響きの甘さに、ハードウェアに拘った上品な倍音感、豊かなサスティーンなどまさにPRSらしいクオリティを堪能できるモデルです。こちらピックアップはBareKnuckle"The Mule"に交換済み。所謂"P.A.F"レプリカの中でもアルニコⅣを採用し59年後期のキャラクターを意識したモデルで、クリアで広いレンジ感ながらリッチなミドルが力強く出てくれる名モデル。ナットが牛骨でリプレイスされている他、各ポット、ノブも変更がされております。細かなスレ等多少の使用感はあるものの、著しく目立ったダメージはなく良好なコンディション。オリジナルハードケースが付属。

Condition:EX++
Top:Figured Maple
Back:Mahogany
Neck:Mahogany
Fingerboard:Rosewood
Fingerboard Inlay:Bird
Bridge:PRS Two-Piece, Cast Zinc
Machine Head:PRS Phase III Locking Tuners
Pick up:BareKnuckle "The Mule" (Changed)
Nut width:42.86mm
Scale:624.68mm (24.594inch)
Control:2Vol,2Tone(Push/Pull Coil Tap),3Way Toggle
Weight:3.83kg
Case:Original Hard Case