VINTAGE
商品コード:se241227EPopc66
Epiphone
SB722MV Olympic Cherry 1966
スペックの変遷が多岐にわたる"オリンピック"。エピフォンオリジナルのボディシェイプと"バットウィング"ヘッドストック採用の最終形態。Gibsonカラマズー工場1966年製Vintage品。
販売価格(税込):
338,800
円
販売価格(税抜):
308,000円
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Epiphone
SB722MV Olympic Cherry 1966
ギリシャ系移民の一家によって始まったEpiphone。20世紀の初めにマンハッタンに居を構えた一家は、マンドリンを始めとした楽器の製造・販売・修理業を住居兼工房の建物で経営し始めます。家業を受け継いだ長男のエパミノンダスは1928年に社名を現在のEpiphoneに改名。1930年代、ブームがバンジョーやアーチトップギターと変遷していく中、ライバルのGibson社としのぎを削りながらも両社は名声を大きくしていきます、しかし大戦中に生産体制に大きくダメージを受けた同社は、その後労働争議等も経て経営的に大きく落ち込む低迷期へと突入。50年代初頭に工房と深く所縁のあったレス・ポール氏はEpiphone救済をGibsonのテッド・マッカーティに進言。1957年同社はGibson傘下となり、翌年には新ラインナップが展開され新たな道を進むこととなりました。
1960年登場のEpiphone OlympicはGibson "Melodymaker"の従妹ともいえるラインナップで、当時の普及価格ソリッドモデルとして同じカラマズーの工場にて製造がされました。実はMelodymakerよりも細かな仕様変更が多いOlympic。登場初期は"MM"と同じシングルカット、62年頃ダブルカットスタイルに変更、しかしそのすぐ後には兄弟機のCoronet、Wilshire、Crestwoodとともに、Epiphoneオリジナルのダブルカットスタイルに変更がされ、Melodymakerの単なるコピーではなくなっていきます。その後65年には既に他のソリッドモデルで採用が始まっていた通称"バットウィング"、片側6連ペグのヘッドストックに変更、69年頃まで生産が続けられました。本器はそのOlympic最終形態ともいえる66年製。左右非対称のボディデザインは6弦側ホーンが大きく伸び、全体的にエッジのアールを丸くした四角いボディシルエット。明るく軽快なアウトプットはシャープで素早いアタック感を持ちつつもしっかりと芯の通った音像で、サウンドメイク次第でゴリっとした低音も出てきます。こちら全体的にとてもコンディションの良い印象で勿論経年相応のウェザーチェックはあるものの塗装表面の艶感をしっかりと残しております。所々細かな打痕、ボディエッジの当て傷等はあるものの顕著に外観を損ねるダメージはございません。エピフォンソリッドを代表するオリジナルデザインが可愛い本器。近年このシェイプのリイシューも作られましたが、やはり年代相応の雰囲気を持ったオリジナル故の風格は代えがたいものがあります。コレクタブルなアイテムとしても実戦向けギアとしても十分お楽しみいただける一本。ぜひお見逃しなく。当時物のチップボードケースが付属。
Condition:EX+++
Body:Mahogany
Neck:Mahogany
Fingerboard:Rosewood
Bridge:Compensated Wraparound Bridge & Maestro vibrola
Machine Heads:Kluson
Fingerboard Inlay:Dot
Pick up:Original PU380
Nut width:40mm
Scale:628.65mm
Control:1Vol,1Tone
Weight:2.60kg
Case/ACC:Chipboard Case
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