ギブソン”ES-175”。ジャズギターの代名詞とも言えるルックスとサウンドで、長い歴史の中でもっともアイコニックな存在になったフルアコモデルのひとつ。1949年に当時のフラッグシップモデルであった”L-5”に次ぐミッドモデルとして、またラミネイトトップを採用したエレクトリックモデルとして誕生した”ES-175”。”ES”の名の通り、”Electric=電気”の機構を持つ”Spanish=スパニッシュ(横に抱える)”ギターとして、そのラインナップの人気モデルとして、70年近く製造され続けた人気モデルです。本機はそんな175にハムバッカーPUx1が搭載され始めた最初期の1本、”ES-175N”。ゆらめく杢のメイプルボディがお色気たっぷりな美しいブロンドカラー、極上エクセレントコンディションの1958年製ニア・ミントVintage品。うっすら揺らめく杢が美しいメイプルラミネイトのフルホロウボディ、経年で色気を放つ美事なブロンドカラーの本器。セルロイドバインディングを持つマホガニーネックにハカランダ指板、ダブルパラレログラムのパーロイド指板インレイ、Gibsonロゴ&クラウンヘッドインレイ。指板インレイの痩せも最小限の極上コンディション。細身でなく若干の握り心地のあるネックシェイプで、現行ギブソンの58ネックシェイプでは味わえないしっかりと安心感のありながら決して太くは感じないグッドなネックシェイプ。ピックアップは、オリジナル”P.A.F"の”PU-490”ハムバッキングPUx1が搭載されています。POTやコントロールノブ、ピックガード、”ジグザグ”テイルピースなど、すべてオリジナルパーツを保ち、PUカバーやテイルピースのニッケルメッキも光沢をしっかりと保つ極上エクセレントコンディション。オリジナルシングルラインクルーソンデラックスペグのノブがシュリンクしているため、現在はリプレイスメントパーツを装着していますが、ケース内にオリジナルペグも残されています。見た目に違わぬお色気たっぷりなサウンド。ワンPUならではの豊かでレンジの広い倍音感。ファットで甘く、メロウな響きを魅せながら、素直に抜けていく極上トーン。ギブソン・フルアコモデルならではのピークを踏むトーンサウンドが、たまらなく心地よい1本です。使用感もほとんど伺えないほどで、極々僅かな小傷が見られる程度。ウェザーチェッキングもほとんど見られないニア・ミントコンディションです。ネック周りもパーフェクトで、弾きやすいアクションを音詰まりなく保ってくれています。ブルース、ロック、ジャズ、、数多くの音楽に囲まれて経年して来たオリジナル175。弾いてよし愛でてよしのコレクタブル・マスターピースの1本です。本体同様にグッドコンディションのオリジナルブラウンハードケースが付属します。

Condition:N.MINT
Top:Laminated Maple
Side:Laminated Maple
Back:Laminated Maple
Neck:Mahogany
Fingerboard:Jacaranda
Bridge:Jacaranda
Machine Heads:Kluson Deluxe
Fingerboard Inlay:Double Parallelogram/Pearloid
Pick up:PU490 “P.A.F”x1
Nut width:42.9mm
Scale:628.65mm
Control:1Vol,1Tone
Weight:2.74kg
Case/ACC:Original Hard Case