LUDWIG “Super Porto-Pak”はJAZZ FESTIVAL前身モデルとなっており1953年から56年まで生産されたとされます。モデルナンバーは当時のカタログでは480Pとなっています。残念ながらシェル内側のインクスタンプは消えてしまっていますが1953年から56年まで生産されていたものと思われます。またこのエンブレムはWFL Brass Keystoneと呼ばれWFL時代最期のもので、その後Ludwigとブランド名を変更します。
シェルはマホガニー、ポプラ、マホガニー3プライ＆メイプル・レインフォースメント、インテリアコート無し、やや灼けていますが巻き込みもありオリジナルとなっています。フープはクロームオーバーブラスフープ装着、ストレイナーはWFLストレイナーP-83、50年代のプラスティックエンドスナッピーワイヤー12本タイプ、内面マフラーはデフォルトで付属していません。
エッジも奇麗なラウンドタイプでひび割れや破損などない為、程よいサスティンを得られます。ジャズフェスティバルを小ぶりにしたサイズはドライながらも反応が良く、コンパクトな音量感、弱いタッチでも良いですがフルショットした時に本領発揮されるものと思われます。

（仕様）
サイズ：13"×5.5"
シェル：マホガニー、メイプル、マホガニー3プライ
　　　　メイプルレインフォースメント
カラー：ブラックダイヤモンドパール
　　　　ニッケルハードウェアー
エンブレム：WFL BRASS KEYSTONE
スナッピー：オリジナルワイヤー12本
ストレイナー：WFLストレイナーP-83
フープ：COBオリジナルトリプルフランジフープ / 6テンション
ヘッド：REMOコーテッドアンバサダー
　　　　スネアサイドアンバサダー