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世界中の様々なシーンで多くのプレイヤーに愛され、活躍しているYAS-62。カスタムで培われた技術を継承し、心地よい吹奏感と美しい響きが特徴のモデルです。
このモデルの最大の特徴として、YAS-480はネック部に音響焼鈍が施されているのに対し、YAS-62は本体の管全体に音響焼鈍がほどこされています。音響焼鈍とは、管の成型後、ある一定の温度を加え、熱処理することにより金属の組成を良い方向に変化させ、管の響きを余すことなく発揮させるヤマハの独自の加工法です。これにより引き締まった豊かな響き、優れたレスポンスが可能になり、音色に大きな影響を及ぼします。
また、左手主鍵部キイポスト台座には一体型を採用し、鳴らしやすさと、響きのバランスを絶妙なバランスで設計されています。YAS-480よりも密度の高い響きが得られます。
さらにネックには、正確な音程感を持ちながら、心地よい抵抗感と吹奏感の新設計の62専用ネックを採用しており、そのネックをジョイントさせるレシーバー部にもカスタム設計に基づいた仕様により、より豊かな響きを実現させています。スプリングの素材は高級品に使用されている硬質鋼製はりバネを採用。カスタムクラスと同じキイのタッチ感でスムーズな操作性を実現しています。ベルには職人による手彫りの新しいデザインの彫刻が施され見た目も豪華なサックスとなっています。
Low B-C#キイの連結部分を新規設計。低音部から高音部まで全音域でムラのないスムースな吹奏感と音色を実現しました。ケースは軽量で耐久性が高く、楽譜ポケットも付いた新設計のセミハードケースを採用しております。持ち運びに便利で楽なリュックタイプとショルダータイプのストラップ付きです。


Eｂ/High F#、フロントFキイ付き/ゴールドラッカー仕上げ/硬質鋼製スプリング/可動式指掛け/ポリエステル製指貝/フェノール樹脂製マウスピース４C


【野島レナさん試奏レポート】
最初の1本としてオススメの楽器です。比較的、楽に息が入り低音も鳴らしやすいです。
■音色　　　明るい【 +--+--●--+--+ 】ダーク
■抵抗感　　　弱い【 +--+●-+--+--+ 】強い
■レスポンス　速い【 +--●--+--+--+ 】重め