ゾロ・トランペットは２００４年に発表されると、その抜群の鳴りとコストパフォーマンスに多くの注目が集まり、瞬く間にプレーヤーの噂となりました。


当初、この楽器はビギナーをターゲットとしたエントリー・クラスの楽器として開発されましたが、結果としてプロ奏者や強いこだわりをもつ中級以上のアマチュア奏者により評価され、熱烈的な支持を集めてきました。


他の低価格帯の楽器とは一線を画した存在として吹奏楽、クラシック、ジャズ、スカ、ポップス・・・とジャンルを問わず、いま国内で高い人気を博しています。

「高度な音楽表現を可能とする楽器」を作り上げることだけを追求してきたメーカーの研究と信念によって「高額な楽器でなければ高品質ではない」という既定概念を覆した楽器です。



主管はラウンド・クルークとスクエアの２本が付属しており、１本のトランペットで２種類の吹奏感が得られます。


ベルとマウスパイプを固定する支柱の位置をケーシング寄りにしており、開放感が生まれる事で、よりベルが響くようになっています。


欧米メーカーが用いることの多いアマドタイプのウォーターキイを主管、３番抜差管に装着。


若干ウェイトのあるボトムキャップは全体のバランスの良さにつながっています。



銀メッキ仕上げ / ＭＬボア / ベル径１２５mm(約５インチ) / イエローブラスベル / チューニング管２種類付属 / ハードケース・マウスピース付き