ABOUT
ベース・サウンドの中高域の音だけを抽出し、反射音ではなくダイレクトに聴くことのできるのが、このEAR-BOXです。プレイヤーはEAR-BOXからの中高域を至近距離で聞きつつ、メインのアンプからのフルレンジの音も聞こえます。低音は指向性が低いため、結果的にアンプの設置場所にかかわらず、プレイヤーはクリアで自然なベースサウンドを、自分のすぐ傍でモニターすることができます。まるで空中に大きなアンプがあるかのように錯覚してしまうかもしれません。
自分がベースを弾いている場所とアンプの設置場所が離れていたり、死角になっていたり、ベースの音を正確にモニターしにくい事は良くあります。もともとベース・アンプからの音をモニターする場合、アンプから直接前に出ている音だけではなく、アンプ後方からの反射音や、他の壁から反射した音など、あらゆる間接音がミックスした音をモニターしている状態です。それでは環境に左右されすぎて、常に理想的なサウンドでモニターることは難しいでしょう。超小型で設置も簡単なEAR-BOXがそれを解決します。
EAR-BOXは超小形のシンプルなパッシブモニター(2x 2 .5”スピーカー)ですので、電源も必要なく自由に設置することができます。マイクスタンドに取り付け、ベースアンプのEXTスピーカー端子に繋ぎ、自分の好きな場所に置くだけで設置完了。特殊な回路構成により、ベース・アンプや、ベースキャビネットのインピーダンスや出力に殆ど影響を及ぼしません。組み合わせる機器のインピーダンスを気にすることなくサブモニターとして追加できます。今の自分のシステムに容易に組み込めます。
注)サブモニターですので、メインスピーカーと組み合わせてご使用下さい。中高音専用スピーカーであり、250Hz以下の低音は出ませんのでご注意下さい。
入力端子:スピーカー入力(ノイトリック・スピコン端子)
スピーカー:2 x 2.5” PJB Custom
重量:1.0 Kg
入力インピーダンス:340Ω@20Hz、24Ω@1000Hz
パワーハンドリング:500W