ABOUT
DSM & Humboldt ”SIMPLIFIER BASS STATION”は、初めて登場したベース用“ゼロワットアンプ”で、ペダルボードにフィットするほどコンパクトながらすべてのベースアンプに於けるシグナルチェーンを置き換えることができます。LPF、セミパラメトリックタイプの3バンドEQ、デュアルエフェクトループを備え、音づくりの幅は万全です。また独自のOmnicabsimテクノロジーにより、キャビネットサイズやスピーカーの特性、マイクポジションまでを再現します。練習から音作りに役立つヘッドフォンアンプを搭載します。
■多用途のプリアンプステージ
プリアンプステージは 「Ampeg SVT」に基づいています。このアンプは、個性、多用途性、明瞭さで際立っています。 バンドごとに +- 15dB の柔軟な EQ と、400-900-1200Hz の切り替え可能な中音域を備えています。ほとんどのゲイン設定で、アンプはタイトでクリアです。ただし、ゲインを上げると、本物の「Ampeg SVT」のように唸り声が出ます。
■パラレル信号
SIMPLIFIER BASS STATION は、入力信号をパラレルラインに分離し、プリアンプをバイパスし、切り替え可能なロー パスフィルター (100Hz、オフ、500Hz) を搭載しています。このクリーンな信号をプリアンプのトーンとブレンドする効果により、低域のレスポンスと自然なダイナミクスを維持しながら、プリアンプをオーバードライブできます。
■キャビネットシミュレーター
キャビネット シミュレーションは、最も特徴的なキャビネット・トーンが得られるように慎重に設計されています。
・タイトでパンチの効いた低音を実現するクローズド バック 8x10。
・暖かくクリーミーな中音と厚みのある低音を実現するベント 1x15。
・よりオープンで幅広いレンジのレスポンスを実現するベント 4x10。
スピーカーカラースイッチ (ウォーム、ブライト、モダン) は、ベーススピーカーのさまざまな素材と形状をシミュレートし、ダイナミクスと中音域のレスポンスに影響します。また、レゾナンスとマイクの位置コントロールを使用すると、高域の明るさとキャビネットの低域のレゾナンスを必要な量だけ正確に調整できます。
■デュアルエフェクトループ
SIMPLIFIER BASS STATION は、2つのエフェクトループを搭載した初めての製品です。メイン (プリアンプ) とパラレル信号チェーンで異なるエフェクトを使用できます。可能性は無限です。 パラレル信号にコンプレッサー、プリアンプにコーラス、または低音のみを繰り返すディレイ、さらにはパラレルブレンドをリアルタイムで制御するボリューム ペダルを試してください。想像力を働かせて、これまでに聞いたことのないベーストーンを実現しましょう。
本機を中心に様々なアイデアを加えた音作りが可能となりライブ~レコーディングの可能性を広げてくれます。核となるプリアンプサウンドは保持しつつデュアルエフェクトループを駆使すれば、これまで直列で使用していたペダル達のポテンシャルを個々に発揮出来、これまで以上に原音(プリアンプ固有のサウンド)を保持したエフェクトサウンドや重ね掛けの再構築も期待ができます。これまでの接続方式を見直しつつもクオリティの高いサウンドメイクを可能にするペダルプリアンプです。音良し拡張性良しのコンパクトなサイズも嬉しいポイント。
SPECIFICATION
寸法: 115 x 65 x 55 mm
重量:430 g
【電源要件】
電圧: 9 ~ 12V DC コネクタ: 2.1mm DC ジャック、センターマイナス
消費電流: 50~100mA 推奨供給電流: 200mA 以上
【入出力】
入力インピーダンス: 1M Ω TRS
出力インピーダンス:120 Ω
DI 出力インピーダンス:100 Ω SEND
出力: 100 Ω RETURN 入力: 1M Ω
【ヘッドフォンアンプ仕様】
電力: 120mW 32 Ωで