ABOUT
ボディには温かみのある中音域が特長のアルダーを採用し、ヤマハ独自のI.R.A.処理を施したアルダー/メイプル/アルダーの3プライ構造。メイプル&マホガニーで構成される5ピースネックの接合にはマイターボルティングネックジョイントを採用し、ボディと一体となった強力な鳴りを生み出します。好みに応じて選択できるコンバーチブルタイプのブリッジを搭載。プレイヤーの高い要求に応える「Made in Japan」フラッグシップモデルです。
薄く、軽くなった新BBのボディにあわせて、前モデルに比べ薄いネック形状に変更し軽量なペグを採用、全体のボディバランスが向上し最適な弾き心地を実現しています。ピックアップのデザインはトラディショナルなデザインに変更され、よりカスタマイズをフレキシブルに行える様になっており楽器の演奏性はそのままに、プレイヤーの出音の好みに応じた対応を楽器が叶えますので、現代の音楽シーンにも適した柔軟性の高い演奏性を実現しています。
また、大きな特徴としてYAMAHAは弦をボディ真裏から通す構造を弦の折れ曲がりによるストレス負荷が弦振動へのロスが大きいと考え、独自のボディ斜め裏通し構造を持つオリジナルブリッジを採用することで、弦のストレスを軽減し自然な弦振動と輪郭ある音像を実現しております。
全体的に、前モデルと比較して、低音感が引き締まり、アタック感・音階感・倍音感が程よく混ざった万能サウンドへと進化を遂げたBB。是非、お試しくださいませ!!
■I.R.A. (イニシャル・レスポンス・アクセラレーション)
I.R.A.(Initial response Acceleration)は、完成後の楽器に適切な振動を与えることで、完成直後の楽器に内在する塗料や接着剤等のストレスを軽減し、楽器の振動を促進させる技術です。プレイヤーの皆さんは楽器を「弾き込むこと」がいかに重要であることをご存じのことでしょう。弾き込むことによって「鳴りがよくなる」といわれています。その理由は、ネックと指板などの木材間、木材と塗膜間、材とハードウェア間などに生じているストレスが、弾き込むことによって馴染んで一体となって響くようになるからです。I.R.A.(Initial response Acceleration)の処理を施すことで、ベースは弾き込んだ状態に近くなり、理想的なボディ鳴りを引き出します。
ボディ/ネック構造 マイターボルティング
Fingerboard : Rosewood / 250R / 21F
Body : Alder&Maple&Alder 3ply
Neck : Maple&Mahogany 5ply
Bridge : Vintage Plus(Steel Plate/Brass Saddle)
Pickups : YGD V7 P/J
Control : F.Vol , R.Vol , Tone
Case : Hard Case