ギブソンアーチトップのシンボディとしては最も初期のモデルである"ES-225"。誕生初期のレスポールに搭載されていた、ブリッジとテイルピースが一体化したトラピーズ・テイルピースに16インチのボディが特徴的でございます。ウッドマテリアルはラミネイトメイプルボディ/マホガニーネック/ハカランダ指板にて構成さております。シンボディスタイルながらも、迫力のある生鳴り。加えて、トラピーズテイルピースから成る太く伸びやかなでありながらも、どこかいなたさを感じられるサウンドは、他のシンボディスタイルではなかなか味わうことの出来ない鳴りでございます。
搭載されておりますピックアップは2機とも、オリジナルからリンディフレーリンのP-90へ交換されておりますが上述のボディ鳴りとの相性はよく、アンプにプラグインした際には、枯れ過ぎずそれでいてフレッシュさを感じられる心地の良いトーンをアウトプット。メロウなジャズフレーズをプレイされるのももちろんでございますが、リアピックアップを選択しアンプをドライブさせたサウンドというのもおすすめでございます。
1959年製の本機。細やかな布傷や擦れ感、ウェザーチェッキング等、年式相応の使用感は見受けられますが、塗装の艶感は残されており、外観を大きく損なうほどのダメージは見受けられません。フレット/ナットはオリジナルのコンディションをキープ。フレットの残量は7割ほどで、ローフレット側に僅かに弦跡が見受けれるものの音詰まり等は見受けられません。トラスロッドの効き幅はまだ余裕が残されており、元起きは発生していないネックコンディションでございます。トラピーズ・テイルピース/ピックガード以外(ノブ/ポッド/ピックアップ/ピックアップカバー/ペグ/ビス類)は交換されております。汎用ハードケース/中古保証6ヶ月が付属。
こなれたサウンドが心地よいES-225TD。
ぜひご検討の程を。
付属品:汎用ハードケース,中古保証6ヶ月
Weight : 2.86kg
Top : Laminated Maple
Side : Laminated Maple
Back : Laminated Maple
Neck : Mahogany
Fingerboard : Jacaranda
Bridge : Trapeze Bridge
Fingerboard Inlay : Dot inlay
Binding : White
Pickups : Lindy Fralin P-90,Dogear
Control : 2-vol,2-tone,3-way