1970年代前半のES-335入荷です。
この時期はシリアルが入り乱れるため正確な年式が分かりませんが、ボリュートつきの3Pマホガニー・ナローネック、74年にはメイプルネックへと変遷していく直前の仕様です。
60年代後期の335に通じる甘いサウンドが特徴。
大きく空けられたセンターブロックにより、アコースティックさを多分に含んだ暖かな風合いを伴ったトーン。
程よく音の粒立ちがまとまった印象ながら、タッチのニュアンス次第で表情を変えてくれるレスポンスの良さもございます。
オリジナルフレットの高さは約4割程度ですが、高さは整っており現状で十分な演奏性をキープしております。
経年からボディに塗装のチェッキングはございますがヴィンテージの風合いを色濃く感じさせてくれる退色したチェリーにマッチし、堂々としたオーラを放つ1本に仕上がっております。
ブランコテールピースが同年代のBigsbyに変更されている他、ナットにはローラーナットのような幅の広い物をリプレイスメントしていたことがあるらしく、5mm程指板を埋めた跡がございます。
非オリジナルのハードケース、中古6カ月保証が付属いたします。
Weight ;3.58kg
Body ; laminated Maple
Neck ; 3P Mahogany
Nut Width ; 40mm
Head Angle : 14°
Fingerboard ; Rosewood
Pickups ; Stickered Numbered PAF Pickups
Controls ; 2vol 2tone