GD-013 Version 2.0 -gravitational drive zero thirteen version 2.0- はDIST./VIN./O.D.の3段階の歪みモードと中域の太さを3段階から選択可能なFATスイッチを搭載したモダンテイストのバーサタイルドライブペダルです。
初代GD-013の特徴である適度にまとまった周波数レンジ、アタックには素早いレスポンス、サスティーンには心地良いコンプレッションと密度の高い倍音構成という組み合わせを持ち、深めのディストーションでもアタックがはっきりと出力され、コード感もなくならないという特徴はそのままに、DRIVEの歪み量、FATスイッチで盛ることのできる太さの上限をともに引き上げ、より力強い表現を可能としました。
その他初代GD-013からの変更点としては、VIN.モード時の音量の大幅な増加を抑え他モードとの行き来がスムースになった点、左側のFATスイッチが押し出す帯域を中域から下を少し広げサウンドの安定感が増した点、外観が変更されTONEノブが光る点が挙げられます。
■ DRIVE ■
歪み量を調節します。ゲイン量だけでなく位置によって太さや濃度が変わります。上げるほどゲインと共に太さが増し、リード向きのサウンドになり、 控えめに設定するとスッキリとしたバッキング向きのサウンドになります。
■ VOLUME ■
出力音量を調節します。
■ TONE ■
高域の量を調節します。12 時まではトレブル成分を調整し、12 時を越えるとプレゼンス 域を延ばして行くような効き方をします。接続するアンプの特性によっては変化が小さく感じる可能性があります。オープンな高域が確保されたクリーントーンに接続するのがおすすめです。
■ MODE ■
3 種類のモードから歪みのキャラクターを選択します。
【DIST.】
ディストーションモード。一番深い歪が得られます。
【VIN.】
クラシックロックなどに最適な、飽和感のある、野太い中域とジリジリとした高域のダーティーな歪が得られます。
【O.D.】
オーバードライブモード。トーンを上げれば単体での鋭いクランチ、下げればブースター的な使用に最適な滑らかなオーバードライブサウンドが得られます。
■ FAT ■
ミッド、ローミッドを帯域を中心に音量をブーストします。x1,x2,x3と数字が増えるごとにその量が増えます。