日本を代表する名工"河野賢"氏。クラシックギターの本場スペインで製作を学び、1967年にベルギーに於ける国際ギターコンクールで金メダルを受賞した経歴を持つ、国内を代表する、そして今なお高い人気を誇るクラシックギター製作家です。本器は1976年製の当時の最高機種にあたる"No.30"。最上級ジャーマンスプルース、ハカランダサイド&バック、セドロネック、エボニー指板、ハカランダブリッジ。狂いの少ない楽器としても認知が高く、音量があり、力強く躍動感溢れる音色です。使用上問題はございませんが横・裏板にこの辺りの年代にはよく見受けられる塗装の白濁・変色が出ております。その他、傷や打痕等は見られますが50年程の経年を考えますと塗装の白濁・変色を除けばきれいな状態です。サドルでの調整を行っておりこれ以上の下げ幅は少ない状態ですが、現状プレイコンディションは良好です。サウンドを重視される方には特におすすめしたい一本です。
Condition:EX+
Top:Solid Spruce
Side:Solid Jacaranda
Back:Solid Jacaranda
Neck:Cedro
Fingerboard:Ebony
Bridge:Jacaranda
Machine Head:Gold
Fingerboard Inlay:None
Rosette:Original
Binding:Wood
Pick Guard:None
Pick up:None
Nut width:53.5mm
Scale:660mm
Case:Hard Case