現在京都市の”占部弦楽器製作所”にて占部一家と同居しながら、自身のブランドを手掛けている”丸山嘉宏”氏の作品。コントラバスやチェロ等のクラシック楽器、そしてアーチトップギターの製作で有名な”チャキ弦楽器製作所”にて6年程務め、その後、2002~2003年の間、同製作所の先輩に当たる名工”占部英明”氏の立ち上げた”占部弦楽器製作所”にてウクレレ製作を担っていました。そして2005年よりカナダへ移住。トロントにある建築模型製作会社に努め、ビルやマンション、公共施設等、様々な建築模型の製作に携わり、その傍らで個人的に楽器製作。2012年にはハワイへ移住。ハワイ島コナ、キャプテン・クック地区にて製材所、木工所へ務め、やはりその傍らでは楽器製作。ギター、ウクレレ、ワイゼンボーンまで様々な楽器を手掛けます。そして2017年帰国。再び”占部弦楽器製作所”を訪ね、現在に至ります。チャキ、占部氏の下で基礎を築き、海外で独創性、創作性、木工技術を磨き、ハワイで独自の良材入手ルートを獲得。様々な経験を重ね、どんな時も楽器製作を続けてきた彼がまた原点とも言える占部氏の下へ。現在丸山氏が手掛ける楽器に占部氏は関与しておらず、ボディシェイプ、内部構造等も含め、オリジナルのウクレレとなっております。本器は丸みのある愛らしいフォルムに、やや長めのスケールを当てたソプラノモデル。ボディ材はもちろんハワイで手に入れた純正のハワイアンコア材。柔らかさと張りの具合が絶妙で、音の立ち上がり、胴の鳴り方も”丁度良い”。演奏性、音響特性ともにツボを押さえたウクレレとなっております。ヘッドのインレイは”禅”の”円相”すなわち”丸”の一筆書きを表しており、自身の名前にも掛けているとのこと。海外に長く滞在していたため、日本へのこだわりも募り、このブランド名に。新進気鋭の個人製作家ブランド”maruyama shōten”。今後大注目です。
Condition:NEW
Top:Solid Hawaiia Koa
Side:Solid Hawaiia Koa
Back:Solid Hawaiia Koa
Neck:Mahogany
Fingerboard:Wenge
Bridge:Rosewood
Machine Head:Grover
Fingerboard Inlay:Dots
Rosette:Abalone
Binding:White
Pick Guard:none
Pick up:none
Nut width:36mm
Scale:372mm
Case:Gig Case
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アコースティックギター・ウクレレ専門店
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